特許
J-GLOBAL ID:200903064040858575

磁気共鳴イメージング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 多田 公子 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-000340
公開番号(公開出願番号):特開平7-194575
出願日: 1994年01月06日
公開日(公表日): 1995年08月01日
要約:
【要約】【目的】 MRI装置において被検体の体動によるアーチファクトを低減するとともに、体動前の計測を無駄にすることなく、短時間の計測、スループットの向上を図る。【構成】 メモリ24には、計測中の計測データが格納されるとともに、傾斜磁場コイル28により被検体6に印加される傾斜磁場印加パターンが計測時刻との関連で記憶されている。体動認識部22aによって被検体6の体動が認識されると、操作者はCPU18の入力手段により傾斜磁場の印加と撮像を一時停止させるとともに除去すべき計測データに対応する時間を設定する。これによりCPU18はメモリ24内の計測データの一部を除去する。一時停止が解除されると再計測時間が演算され、その時間に基づきメモリ24から読み出された傾斜磁場印加パターンから、計測が再開される。
請求項(抜粋):
被検体の置かれる空間に静磁場を発生させる静磁場発生手段と、前記空間に傾斜磁場を発生する傾斜磁場発生手段と、前記被検体の組織を構成する原子の原子核に磁気共鳴を生じさせる高周波パルスを発生する高周波パルス発生手段と、前記被検体から放出される磁気共鳴信号を受信する受信手段と、前記静磁場発生手段、前記傾斜磁場発生手段、前記高周波パルス発生手段および前記受信手段を所定のシーケンスで作動させるシーケンサと、前記受信手段により受信された信号に基づいて画像再構成演算を行なう処理手段とを備えた磁気共鳴イメージング装置において、前記受信手段により受信された信号の計測データを記憶する第1の記憶手段と、前記被検体の体動をモニターし表示するモニター手段と、前記モニター手段の表示に基づき前記傾斜磁場発生手段及び前記受信手段の動作の一時的な停止または停止の解除を指示する手段と、所定の時刻における前記傾斜磁場発生手段の傾斜磁場印加パターンを記憶する第2の記憶手段とを備え、前記一時的な停止が指示されるときに、前記シーケンサは、前記傾斜磁場発生手段および前記受信手段に対して、それぞれ、傾斜磁場の印加および信号の受信を停止するよう指令するとともに、前記高周波パルス発生手段に対して、前記高周波パルスの付与を継続するよう指令し、前記処理手段は、前記第1の記憶手段に記憶された計測データのうち、前記一時的な停止が指示されたとき以前に形成された所定量の計測データを除去し、前記停止の解除が指示されたときに、前記シーケンサは、前記第2の記憶手段に記憶された前記傾斜磁場印加パターンに基づいて前記傾斜磁場発生手段を再度作動させるように構成されたことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
IPC (2件):
A61B 5/055 ,  G01N 33/48
FI (2件):
A61B 5/05 376 ,  G01N 24/08 510 Y
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • 特開平3-004837
  • 特開平1-284241
  • 特開平1-166749
全件表示

前のページに戻る