特許
J-GLOBAL ID:200903064052336892

ガス中ヨウ素濃度の測定方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本多 小平 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-229168
公開番号(公開出願番号):特開平5-066200
出願日: 1991年09月09日
公開日(公表日): 1993年03月19日
要約:
【要約】【目的】 ヨウ素の蛍光に重なる共存蛍光性物質ガスの蛍光の影響を補正し、さらには、共存ガスによるヨウ素の蛍光消光現象の影響を補正して、正確なヨウ素濃度を測定可能なガス中ヨウ素濃度の測定方法及び装置を提供すること。【構成】 光源1からのレーザ光20はビームスプリッタ2で分岐され、一方はセル4へ、もう一方はパワーモニタ9へ送られる。パワーモニタ9でモニタした光出力はボックスカー積分器10に送られる。セル4中の試料ガスの蛍光はフィルタ5,6を通して光電子増倍管7により検出される。フィルタ5,6はレーザ光20の散乱光をカットするとともに、ヨウ素用フィルタ5はヨウ素の蛍光をより多く透過させ、NO2 用フィルタ6はNO2 の蛍光をより多く透過させる。ボックスカー積分器10は蛍光信号を積算する。装置制御及びデータ処理装置13は、パルス発生器11及び波長掃引制御装置12を制御するとともに、ボックスカー積分器10から測定データを読みだし、ヨウ素濃度を求める演算処理をする。
請求項(抜粋):
蛍光性物質が共存するガス中のヨウ素の濃度を蛍光分析法により測定する方法において、ヨウ素の蛍光の測定感度の高い第1の励起光波長及び第1の蛍光波長で測定した該ガスからの蛍光強度と、ガス中に共存する蛍光性物質に対して感度の高い第2の励起光波長及び第2の蛍光波長で測定した該ガスからの蛍光強度との2つの蛍光強度を用いて、ヨウ素の濃度および共存する蛍光性物質の濃度により上記2つの蛍光強度を表わした連立方程式を解くことによって、ヨウ素の濃度を求めることを特徴とするガス中ヨウ素濃度の測定方法。
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平3-199952
  • 特開平3-199952
  • 特開昭60-024447
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