特許
J-GLOBAL ID:200903064060522611

3ポート型光サーキュレータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茂見 穰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-049952
公開番号(公開出願番号):特開平6-242401
出願日: 1993年02月16日
公開日(公表日): 1994年09月02日
要約:
【要約】【目的】 第3ポートへの出射光を一重のビームとすることで、光の結合効率を高くできる。【構成】 非相反部10と、その両側の第2ポートP2 と第3ポートP3 の位置にそれぞれ配置した第2のファイバコリメータ32及び第3のファイバコリメータ34と、前記第3ポートP3 に近接する第1ポートP1 の位置に配置した第1のファイバコリメータ30とを具備する構造である。そして、非相反部10と第1ポートP1 の間に三角プリズム20を配置し、非相反部10と第3ポートP3の間に第1の複屈折平行平板22と第2の複屈折平行平板24を配置する。
請求項(抜粋):
非相反部と、その両側の第2ポートと第3ポートの位置にそれぞれ配置した第2のファイバコリメータ及び第3のファイバコリメータと、前記第3ポートに近接する第1ポートの位置に配置した第1のファイバコリメータとを具備し、前記非相反部はほぼ45度ファラデー回転子の両側にそれぞれ楔状複屈折プリズムを、それらの厚肉部と薄肉部とが相対向して両光学軸が互いにほぼ45度をなすように組み合わせた構造であって、前記第1のファイバコリメータは偏波保存光ファイバを有し、第1ポートからの直線偏光信号光は非相反部を通って第2ポートに結合し、第2ポートからの信号光は非相反部を通って第3ポートに結合する3ポート型光サーキュレータにおいて、非相反部と第3のファイバコリメータの間に第1の複屈折平行平板と第2の複屈折平行平板を挿入し、第1の複屈折平行平板の光学軸はそれに隣接する楔状複屈折プリズムの光学軸に対して直交又は平行し、第1と第2の複屈折平行平板の光学軸は互いに直交する関係とし、第1の複屈折平行平板は、非相反部から到達した2本の分離光のうち、異常光が屈折して常光の偏光方向の延長線上で出射する厚さとし、第2の複屈折平行平板は、第1の複屈折平行平板から到達した両分離光のうち、異常光が屈折して常光と一重になって出射する厚さとしたことを特徴とする3ポート型光サーキュレータ。

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