特許
J-GLOBAL ID:200903064060888578

車輌のブレーキシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-266417
公開番号(公開出願番号):特開平7-117644
出願日: 1993年10月25日
公開日(公表日): 1995年05月09日
要約:
【要約】【目的】 電子制御式ブレーキシステムにおいて、制動力電子制御時や電子制御失陥時のブレーキ操作感覚の変化を無くし、同時に電子制御失陥時の制動力確保も実現する。【構成】 前輪FWの車輪ブレーキ8を、タンデムマスタシリンダ1から液圧を導入する静圧ブレーキ系A1、A2に接続し、後輪RWの車輪ブレーキ9を動圧ブレーキ系B1、B2に接続する。動圧ブレーキ系には、高液圧発生装置5で発生した液圧を電子制御圧力制御弁6で調圧して送出する。電子制御装置7にブレーキ操作検出器3と車輌減速度センサ4の出力を入力し、前記検出器3の出力に対してセンサ4の出力が所定の関係となるように電子制御装置7から圧力制御弁6に駆動信号を出力させる。これにより首記の目的が達成される。
請求項(抜粋):
a:独立した2つ以上の静圧ブレーキ系に液圧を送出する多系統マスタシリンダ、b:ブレーキペダル踏力、ブレーキペダルストローク、マスタシリンダ内に発生する静圧の少なくともどれかひとつを検出するブレーキ操作検出手段、c:車輪の回転速度、車輪の減速度、車輌の減速度、各車輪の制動トルク、各車輪ブレーキのブレーキピストンに加わる液圧のうち少なくともどれかひとつを検出するセンサ、d:高液圧発生手段、e:前記高液圧発生手段で発生した高液圧を制御信号を受けて調圧し、動圧ブレーキ系に送出する電子制御圧力制御弁、f:前記ブレーキ操作検出手段の検出信号と前記センサの検出信号を入力し、電子制御圧力制御弁の駆動信号を出力する電子制御装置、g:車輌の各車輪に設ける車輪ブレーキ、前記a〜gの各要素を備える車輌のブレーキシステムにおいて、前記2つ以上の静圧ブレーキ系を車輌の2輪以上の車輪ブレーキに、静圧ブレーキ系から独立させた前記動圧ブレーキ系を他の車輪を含む2輪以上の車輪ブレーキに各々接続し、さらに、前記電子制御装置は、前記ブレーキ操作手段の出力に対して前記センサの出力が所定の関係になるように前記電子制御圧力制御弁に対して駆動信号を出力する構成となしたことを特徴とする車輌のブレーキシステム。
IPC (2件):
B60T 8/32 ,  B60T 13/66

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