特許
J-GLOBAL ID:200903064062390380
流体トルク衝撃発生装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
八木田 茂 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-013088
公開番号(公開出願番号):特開平7-276255
出願日: 1995年01月30日
公開日(公表日): 1995年10月24日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】圧力応動バイパス制御弁を用いて衝撃発生時に可動部間の密封的共動を非常に短くさせることにより、高振動数で動作できしかも高エネルギのトルク衝撃を発生できる流体トルク衝撃発生装置を提供する。【構成】可動シート要素19及び軸方向シール隆起部22が流体室12内の対向して配置した軸方向シールランド13,14と協動して軸方向隆起部22を1つの高圧仕切室H.Pと1つの低圧仕切室L.Pとに分け、シール隆起部22の軸方向の溝23に支持される伸張接触要素24で構成される弁装置が設けられ、溝23は高圧仕切室H.Pに連通して接触要素24が一定のレベル以上の圧力で流体圧によってシール状態にされる。出力スピンドル11の周囲のシール障壁は、クリアランスシール、低圧室及び偏倚スピストンとを有し、流体室12内の温度に依存した圧力変化を防ぐ。
請求項(抜粋):
駆動部材(10)を有し、この駆動部材(10)が、偏心的に配置された流体室(12)と、この流体室(12)内へのびしかも少くとも一つの径方向に可動のシール要素(19)を支持しかつ少くとも一つの軸方向にのびるシール隆起部(22)をもつ、トルク衝撃を受ける出力スピンドル(11)とを備え、上記流体室(12)が、上記出力スピンドル(11)における上記シール隆起部(22)及びシール要素(19)と密封的に共動して駆動部材(10)と出力スピンドル(11)との限定された角度に亘る相対回転中上記流体室(12)を少くとも一つの高圧仕切り室(H.P.)と少くとも一つ低高圧仕切り室(L.P.)とに分ける軸方向にのびる線形シールランド(13、14)を備え、また上記高圧仕切り室(H.P.)内の圧力がある一定のレベル以下である際に上記の限定された角度に亘る相対回転中上記高圧仕切り室(H.P.)と低圧仕切り室(L.P.)との間をバイパスフローさせる弁装置(24;44)を有する流体トルク衝撃発生装置において、上記弁装置(24;44)が、上記シール隆起部(22)における軸方向にのびた溝(23;43)にまたは上記流体室(12)における上記線形シールランドの一つ(13)に可動に支持され、しかも上記線状シールランド(13)または上記シール隆起部(22)と密封状態で密封的に共動するようにされた少くとも一つの細長い接触要素(24;44)を備え、上記溝(23;43)を上記高圧仕切り室(H.P.)に連結する通路装置(25)が設けられ、それにより上記高圧仕切り室(H.P.)内に、上記高圧仕切り室(H.P.)内の圧力の大きさが上記ある一定のレベル以上の時に接触要素(24;44)を密封状態にさせる流体圧力を発生させ、また、線形シールランド(13、14)の少くとも一つがシール要素(19)及び(または)接触要素(24;44)と密封的に共動しかつ駆動部材(10)と出力スピンドル(11)との相対回転の5°以下にわたってのびる周囲伸長部を備えていることを特徴とする流体トルク衝撃発生装置。
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