特許
J-GLOBAL ID:200903064067706556
水浄化方法及び装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-107306
公開番号(公開出願番号):特開平6-063577
出願日: 1993年04月09日
公開日(公表日): 1994年03月08日
要約:
【要約】【目的】 河川や湖沼の水のBOD、CODの浄化能力を高め、かつ適性菌の菌叢の有効利用を計り、河川や湖沼の水の浄化を好適に促進する。【構成】 河川を移動可能な船型の浮遊体1の中央部に処理室2を設け、処理室2内に、担持体としてのポリプロピレン発泡体を浮遊させたプラスチック発泡体浮遊層3を設ける。浮遊体1に、河川水を処理室2内に送り込むためのポンプ4と、プラスチック発泡体浮遊層3を逆洗するためブロア5から送られる空気を送り込むべく、プラスチック発泡体浮遊層3の下方に配設されたエアノズル6とを設ける。河川水をプラスチック発泡体浮遊層3内で生物膜処理すると、適性菌の菌叢としての好気菌フロックが形成され、その好気菌フロックを河川内に放出することにより、河底のヘドロと接触し、脱窒が促進され、水の透明度の向上、BOD、CODの除去が可能になる。
請求項(抜粋):
浄化されるべき河川または湖沼の水を流通可能に設けられた処理室と、前記処理室内に設けられた、小片状、粒状、粉状或いは繊維状をなす担持体としての充填材を集合させてなる充填材層とを有する水浄化装置に於いて、前記充填材層にて前記水を生物的及び/または物理的なろ過処理により浄化する過程と、前記浄化過程により前記充填材層内に形成される適性菌の菌叢を分離する逆洗過程と、分離された前記菌叢を前記河川または湖沼内に放出する過程とを有することを特徴とする水浄化方法。
IPC (4件):
C02F 3/06 ZAB
, B01D 24/02
, C02F 3/10 ZAB
, C02F 3/10
FI (2件):
B01D 23/10 A
, B01D 29/08 Z
引用特許:
審査官引用 (4件)
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特開平4-118096
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特開平3-196896
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特開平3-278887
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