特許
J-GLOBAL ID:200903064068216870

複合燃焼機器の異常判定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小根田 一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-084601
公開番号(公開出願番号):特開2000-274678
出願日: 1999年03月26日
公開日(公表日): 2000年10月03日
要約:
【要約】【課題】 複合燃焼機器において、部位に応じた適切なメンテナンスを容易に実現して適正な燃焼状態を維持させ得る異常判定装置を提供する。【解決手段】 給湯器と風呂釜とが複合された複合燃焼機器であって燃焼用空気の送風が共通の単一の送風ファンにより行われる場合に、少なくとも給湯器が作動制御中であることを条件とする。送風量についての目標風量Atから実風量Adを減じた風量差Af(給湯制御におけるFB制御量)が判定値An以上で、かつ、出湯能力についての目標号数Btから実号数Bdを減じた号数差Bf(給湯制御におけるFB制御量)が判定値Bn以上であるとき給湯側のフィン詰まりと判別して報知する。一方、風量差Afが判定値An以上で、かつ、号数差Bfが判定値Bn未満であるとき風呂側のフィン詰まりと判別して報知する。集合排気筒でCO濃度を検出する場合にはCO濃度と、号数差Bfとの2つのパラメータで判別・報知する。
請求項(抜粋):
送風機と、この送風機から燃焼用空気の供給を受けて燃料を燃焼させる燃焼器と、この燃焼器からの燃焼熱を吸熱する二以上の熱交換器とを有し各熱交換器に導入される被加熱媒体を上記燃焼器の燃焼作動により加熱し昇温後の被加熱媒体を各別の供給先に導出させる二以上の熱交換回路を備え、少なくとも一の熱交換回路が燃焼用空気の送風量と加熱能力とについての各目標値に基づき作動制御されるように構成された複合燃焼機器の異常判定装置であって、上記送風機の燃焼器に対する送風量を検出する送風量検出手段と、上記一の熱交換回路における被加熱媒体への実際の加熱能力を検出する加熱能力検出手段と、上記送風量の目標値から上記送風量検出手段による検出値を減じた送風量偏差及び上記加熱能力の目標値から上記加熱能力検出手段による検出値を減じた加熱能力偏差に基づいていずれの熱交換回路が吸熱異常であるかを判定する異常判定手段とを備え、上記異常判定手段は、上記送風量偏差が予め設定された送風量偏差判定値よりも大でかつ上記加熱能力偏差が予め設定された加熱能力偏差判定値よりも大であるとき上記一の熱交換回路が吸熱異常であると判定する一方、上記送風量偏差が上記送風量偏差判定値よりも大でかつ上記加熱能力偏差が上記加熱能力偏差判定値よりも小であるとき上記一の熱交換回路以外の他の熱交換回路が吸熱異常であると判定するように構成されていることを特徴とする複合燃焼機器の異常判定装置。
IPC (3件):
F23N 5/24 106 ,  F23N 5/24 107 ,  F23N 5/24 113
FI (3件):
F23N 5/24 106 Z ,  F23N 5/24 107 Z ,  F23N 5/24 113 Z
Fターム (9件):
3K003SA00 ,  3K003SB07 ,  3K003SC06 ,  3K003TA01 ,  3K003TC00 ,  3K003TC07 ,  3K003TC08 ,  3K003XC03 ,  3K003XC04

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