特許
J-GLOBAL ID:200903064071628268

全長の短い変倍レンズ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 韮澤 弘 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-084967
公開番号(公開出願番号):特開平5-107473
出願日: 1991年04月17日
公開日(公表日): 1993年04月30日
要約:
【要約】【目的】 レンズ構成枚数が9枚以下で、全長が極めて短く、前玉径の小さい、小型軽量、低コストな大口径比高変倍比の4群構成の変倍レンズ。【構成】 正の屈折力を有する第1群Iと負の屈折力を有する第2群IIとよりなる変倍系と、正の屈折力を有し常時固定の第3群III と正の屈折力を有し変倍及び焦点位置調節のために可動の第4群IVとよりなる結像系とから構成された変倍レンズの結像系の一部に非球面を導入し、形状やレンズ配列等の構成に工夫をすることによって、全系のバックフォーカスを短くでき、また、全長が極めて短くとも、収差の良好な変倍レンズ。構成枚数はトータルで9枚、F値は広角端でF1.8、変倍比は8程度、広角端での全長は11fW以下。
請求項(抜粋):
物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群、負の屈折力を有し変倍時に可動の第2レンズ群の2つの群からなる変倍系と、正の屈折力を有し常時固定の第3レンズ群、正の屈折力を有し変倍時及び焦点調節のために可動の第4レンズ群の2つの群からなる結像系とから構成され、第3レンズ群は、物体側から順に、物体側の面が強い収斂性を有し光軸から離れるに従って光軸近傍の曲率半径を有する球面に対して物体側への偏倚量が単調増加するような非球面で構成された正レンズと、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズとにて構成され、第4レンズ群は、正レンズ1枚のみで構成されており、以下の条件を満足することを特徴とする全長の短い変倍レンズ: (1) 0.4<f<SB>III </SB>/(f<SB>W </SB>・f<SB>T </SB>)<SP>1/2 </SP><2.5 (2) 0<β<SB>IV</SB><0.4 (3) 0.3<r<SB>31</SB>/{(n<SB>31</SB>-1)・(f<SB>W </SB>・f<SB>T </SB>)<SP>1/2 </SP>}<2.0 (4) 0.2<r<SB>34</SB>/{(n<SB>34</SB>-1)・(f<SB>W </SB>・f<SB>T </SB>)<SP>1/2 </SP>}<1.6 (5) 0.15<D<SB>III </SB>/(f<SB>W </SB>・f<SB>T </SB>)<SP>1/2 </SP><0.8ただし、f<SB>W </SB>、f<SB>T </SB>はそれぞれ広角端、望遠端の全系の焦点距離、f<SB>III </SB>は第3レンズ群の合成焦点距離、r<SB>31</SB>は第3レンズ群の最も物体側の面の光軸近傍での曲率半径、r<SB>34</SB>は第3レンズ群の最も像側の面の曲率半径、n<SB>31</SB>、n<SB>34</SB>はそれぞれ第3レンズ群の物体側のレンズと像側のレンズの媒質の屈折率、β<SB>IV</SB> は全系の焦点距離が(f<SB>W </SB>・f<SB>T </SB>)<SP>1/2 </SP>、無限遠物点合焦時の第4レンズ群の倍率、D<SB>III </SB>は第3レンズ群の最も物体側の面の面頂から最も像側の面の面頂までの距離、である。
IPC (2件):
G02B 15/16 ,  G02B 13/18

前のページに戻る