特許
J-GLOBAL ID:200903064074465165

低脂肪分、耐酸性および凍結耐性を有するホイップクリーム組成物並びにその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹内 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-341148
公開番号(公開出願番号):特開平8-154612
出願日: 1994年12月01日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】低脂肪分、優れた耐酸性および凍結耐性を有するホイップクリーム組成物並びにその製造方法を提供する。【構成】油脂とタンパク質とから成るホイップクリームにおいて、混合比が3.8から0.24までのカゼインタンパク質とホエータンパク質との混合物、乳化剤としてレシチン及び特定の平均グリセリン重合度とHLB値を有する二種類のポリグリセリン飽和脂肪酸エステルから成る混合物及び食物繊維および/または化工澱粉とをそれぞれ特定量必須成分として配合したホイップクリーム組成物及びかかるホイップクリーム組成物の製造方法。【効果】低脂肪分であって、そのままホイップしてもオーバーラン値が高く、通常のホイップクリームと同等またはこれを上回る風味と性能を具備し、酸味料をpH3.8まで添加して酸性ホイップクリームとして使用可能である。
請求項(抜粋):
油脂を16ないし40重量パーセント及びタンパク質を0.3ないし6重量パーセント含有して成る全固形分が35ないし70重量パーセントであるホイップクリームにおいて、以下に記載するタンパク質(a)、乳化剤(b)並びに食物繊維および/または化工澱粉(c)を必須成分として含有する、低脂肪分であり、そのままホイップしてもオーバーラン値が高く、通常のホイップクリームとしての風味と性能とを有し、pH3.8まで酸味料を加えても酸性ホイップクリームとして使用することができる耐酸性を有し、かつホイップ後に凍結し次いで解凍してもそのまま使用することを可能ならしめる凍結耐性を有することを特徴とする前記ホイップクリーム組成物。(a) カゼインタンパク質とホエータンパク質とから成り、カゼインタンパク質/ホエータンパク質の重量比が3.8ないし0.24であるタンパク質;(b) ホイップクリームの重量を基準として、レシチンを0.01ないし0.5重量パーセント、平均グリセリン重合度が5以上でかつHLB値が9以上であるポリグリセリン飽和脂肪酸エステルを0.05ないし1.2重量パーセントおよび平均グリセリン重合度が2以上でかつHLB値が7以下であるポリグリセリン飽和脂肪酸エステルを0.02ないし0.6重量パーセント;および(c) ホイップクリームの重量を基準として、セルロース、ヘミセルロースおよび難消化性デキストリンとから成る群から選ばれた一種または二種以上の食物繊維および/または化工澱粉を0.05ないし5重量パーセント。
IPC (4件):
A23L 1/19 ,  A23C 11/04 ,  A23C 13/14 ,  A23D 7/00 508

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