特許
J-GLOBAL ID:200903064082778717

構造部材用エネルギー吸収装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久門 知 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-040795
公開番号(公開出願番号):特開平10-238579
出願日: 1997年02月25日
公開日(公表日): 1998年09月08日
要約:
【要約】【課題】 地震等により構造部材に作用する超過引張力、超過圧縮力に対し、構造物の振動を低減しつつ、構造部材の破損を防止できる構造部材用エネルギー吸収装置を提供する。【解決手段】 筒状の内枠2とその外側に嵌めた筒状の外枠3とで収容箱1を構成し、Oリング10の介在により収容箱1の内側に密閉した空間を形成する。内枠2の端部内側にダイス4を固定する。外枠3の底部にあたる位置にステンレス鋼等からなる嵌入棒5の端部を固定する。嵌入棒5の他端はダイス4の穴を貫通して内枠2の内側に延びている。収容箱1内の密閉空間には防錆油を充填する。収容箱1の軸方向両端に取付部11を設け、ブレース23どうしを連結する。超過引張力、超過圧縮力に対し、嵌入棒5がダイス4を通過する際の、嵌入棒5の変形によりエネルギーを吸収する。
請求項(抜粋):
構造部材の中間部または端部に接続されるエネルギー吸収装置であって、軸方向に互いに摺動可能な内枠と外枠とからなる収容箱と、前記内枠または外枠の一方の内側に固定されたダイスと、前記内枠または外枠の他方に固定され前記ダイスの穴を貫通して収容箱内の軸方向に延びる嵌入棒とからなり、前記ダイスの穴径を前記嵌入棒の外径より小さく設定してあることを特徴とする構造部材用エネルギー吸収装置。
IPC (2件):
F16F 7/08 ,  E04H 9/02 351
FI (2件):
F16F 7/08 ,  E04H 9/02 351
引用特許:
審査官引用 (3件)

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