特許
J-GLOBAL ID:200903064090019469

地下排水管分配装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-217997
公開番号(公開出願番号):特開平6-086904
出願日: 1992年08月17日
公開日(公表日): 1994年03月29日
要約:
【要約】【目的】 横管部材式地下排水管システム内で空気、水及び空気/水の逆流洗浄分配を行う手段であって、別個の空気分配装置を使用せず、地下排水管の位置にて空気を導入することの出来る手段を提供すること。【構成】 重力式急速ろ過槽の床に使用し得るようにした横管部材式地下排水管装置は、ワイヤー(30)を巻いたスロット付きスクリーン面(28)を有する横管部材(26)を備えている。該スクリーン面(28)は、ろ過槽媒体の粒子を直接支持しかつ保持し、また、自身はワイヤー(30)に溶接された溝形ロッド部材(34)により支持される。溝形ロッド部材のウェブ部分(36)は、逆流洗浄中、空気及び水を同時に分配する機能を果たす。ウェブ部分(36)は、横管部材が完全に水平でない場合でさえ、該横管部材の全体を通じて空気及び水が均一に分配されるようにするプレナム(56)を横管部材の内側に形成すべく、上方通路に総面積の小さい穴(38)、下方通路に総面積の大きい穴(40)を備えている。
請求項(抜粋):
逆流洗浄液体(54)及び逆流洗浄気体(56)を含む流体による定期的な逆流洗浄を必要とする粒状媒体の床(18)の下方に略水平に配置し得るようにした少なくとも1つの細長い分配部材(20)を有する地下排水管分配装置(10)であって、加圧された逆流洗浄液体(54)及び逆流洗浄気体(56)を内部に受け入れ、前記気体の上方に気体の垂直プレナムスペース(58)を形成する手段を備える分配装置(10)にして、前記分配部材(20)が、逆流洗浄工程中、前記逆流洗浄液体及び逆流洗浄気体が前記媒体床(18)内に同時に上方に流動するときに通る第1の所定の寸法の前記分配部材の単位長さ当たりの総開放面積を有する非平面状で多孔質の媒体保持部分(28)を備え、前記分配部材(20)が、逆流洗浄液体(127)及び逆流洗浄気体(131)の供給源に接続され、包み込まれた流れ分配部分(34)を更に備え、前記流れ分配部分(34)が、前記分配部材の軸線に対し直角な断面にみたとき、多数の垂直位置に配置された複数の穴(38、40)を有する外面(36)を備え、前記穴が、前記多孔質の媒体の保持部分(18)を通って下方に流動したろ液を集める集水モードと、逆流洗浄モードとの双方で使用し、前記逆流洗浄液体(54)及び逆流洗浄気体(56)を同時に外方に噴出して前記媒体に接触させ、前記複数の穴(38、40)が、前記多孔質の媒体保持部分の前記第1の所定の寸法の単位長さ当たりの前記総開放面積よりも著しく小さい前記所定の寸法の前記分配部材の単位長さ当たりの総開放面積を有し、多数の垂直位置に配置された前記複数の穴(38、40)が、逆流洗浄気体(56)を比較的均一に噴出し得るように分配部材(20)の長さに沿って寸法決めされかつ離間した第1の複数の上方穴(38)と、逆流洗浄液体(54)を比較的均一に突出し得るように分配部材(20)の長さに沿って寸法決めされかつ離間された第2の複数の下方穴(40)とから成り、前記第1の複数の上方穴(38)が、多数の垂直位置にて開放した部分を有し、前記開放部分の少なくとも一部が、少なくとも2.5cmの距離だけ、前記外面(28)の最上部から下方に伸長し、前記第2の複数の下方穴(40)が、前記外面の底部又はその上方に配置された少なくとも1つの垂直位置に配置され、前記第1の複数の上方穴(38)が、前記第2の複数の下方穴(40)の単位長さ当たりの総開放面積よりも著しく小さい単位長さ当たりの総開放面積を有することを特徴とする地下排水管分配装置。
IPC (2件):
B01D 24/12 ,  B01D 24/22

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