二区画室混合および分与装置

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：川口義雄 (外4名)
公報種別：公表公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-523075
公開番号（公開出願番号）：特表2003-509136
出願日： 2000年09月08日
公開日（公表日）： 2003年03月11日
要約：

【要約】本発明は、混合可能な2種類の個別調剤成分の封じ込めに適し、成分(11、12)を隔てるシール(18)を破ると、混合された一用量の薬剤がすぐにもたらされる、二区画室混合および分与装置(10)を目的としている。この薬剤は、装置の一方端部に配設された開口(15)を通して患者に投与することができる。装置は、2種類の成分が隔てられている、封止された可撓性オリフィス(18)によってつながった2つの区画室を特徴とする。装置をオリフィスで曲げてシール(18a)を破ると、両成分の混合が可能になり、一用量が用意される。その後、用量の経口投与のために、装置の一端部を開放することができる。

請求項（抜粋）：

患者への投与の前に、2種類の個別成分を封じ込めて予備混合するのに適した、二区画室混合および分与装置であって、該装置が、 a.開放端部および壁を有し、軸方向に整列され、第1成分および第2成分をそれぞれ内部に封じ込めるための、管状形状の第1区画室および第2区画室と、 b.それぞれの区画室の開放端部で、軸方向整列に沿って第1区画室および第2区画室をともに接続するオリフィスと、 c.オリフィスと第2区画室との境界で第2区画室に設けられた移行壁とを備え、該移行壁が、オリフィスへ向かってじょうご状になり可逆に反転する円錐形凹状壁と、円錐形凹状壁に至る第2区画室の周部として画定された連続縁部とを備え、円錐形凹状壁が、第1および第2区画室の軸方向整列に垂直であり、第1区画室および第2区画室を軸方向整列に沿って互いの方向へ押すことで、前記第2区画室の円錐形凹状壁が円錐形凸状壁に反転することができ、前記装置がさらに、 d.第1区画室の開放端部からの成分の流出を防止するため、オリフィスの反対側の第1区画室の開放端部に閉鎖手段を備え、 e.オリフィスの内側に配置され第2区画室の方へ軸方向に外れることができる皿状シールを備え、該皿状シールが、第1閉鎖端部および第2閉鎖端部を有し、第1閉鎖端部が第1区画室に当接し第2閉鎖端部が第2区画室の中へ延びており、第2閉端部が取り付けられたシール押圧要素を有しており、皿状シールが、第1成分および第2成分の混合を防止し、シール押圧要素が軸方向整列に対して垂直に動き、前記装置がさらに、 f.オリフィスと第1区画室との境界でオリフィスの外側に配設され、軸方向整列に対して垂直である、ディスク形状のフランジ要素を備え、フランジ要素の直径が、第2区画室の移行壁における連続縁部の直径に近く、前記装置がさらに、 g.第2区画室の開放端部からの成分の流出を防止するため、オリフィスと反対側の第2区画室の開放端部に封止手段を備え、第1成分が第1区画室の中へ分与され、第2区画室が、軸方向整列に沿って第1区画室の方へ可逆に反転し、円錐形凹状壁が円錐形凸状壁に反転し、第2区画室の連続縁部がフランジ要素に接触し、移行壁の凹状が凸状に反転し、皿状シールが、オリフィスの中に置かれて第1区画室の第1成分が封じ込められ、第2成分が第2区画室の中へ分与され、第2区画室が封止されて第2成分が封じ込められ、第1および第2区画室を軸方向整列に沿って互いに離すようにオリフィスにおいて力を加えることで、凸状移行壁がシール押圧要素に接触し、それによって、皿状シールがオリフィスから外れ、円錐形凸状壁が円錐形凹状壁に反転する、二区画室混合および分与装置。

IPC (7件)：

A61J 1/05 , A61J 1/06 , A61J 1/10 , A61J 1/20 , A61J 3/00 312 , B65D 25/08 , B65D 81/32

FI (13件)：

A61J 1/06 F , A61J 1/06 H , A61J 3/00 312 , B65D 25/08 , B65D 81/32 Q , A61J 1/00 351 A , A61J 1/00 333 C , A61J 1/00 335 A , A61J 1/00 331 Z , A61J 1/00 331 A , A61J 1/00 313 Z , A61J 1/00 330 A , A61J 3/00 314 B

Fターム (7件)：

3E062AB01 , 3E062AB08 , 3E062AC02 , 3E062EA02 , 3E062EB02 , 3E062EC05 , 3E062ED02

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