特許
J-GLOBAL ID:200903064102858631

金属精錬用石灰系フラックス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉村 勝俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-189930
公開番号(公開出願番号):特開平11-071611
出願日: 1998年06月19日
公開日(公表日): 1999年03月16日
要約:
【要約】【課題】 蛍石を添加することなく、フラックスインジェクション時の溶湯攪拌作用を高めて滓化性の向上を図り、さらには溶融スラグにはふっ素や未滓化石灰が可及的に含まれず燐酸・カリ肥料としてやセメント・路盤材の原料に好適となる利用可能な良質のスラグを生成できるようにすること。【解決手段】 粉状の生石灰を含んでいる石灰系フラックスに、粉状の水酸化カルシウムを添加しておく。もしくは石灰系フラックスの大部分を水酸化カルシウムとしておく。これらは必要に応じて塊状にされたりもする。これを金属精錬炉における溶湯内に供給し、水酸化カルシウムを溶湯内で比表面積の大きい生石灰に分解する。分解の際に生じる僅かな水蒸気爆裂を意図的に誘発させ、キャリアガスと共に溶湯とフラックスの接触を促し、溶融金属中の硫黄分や燐酸分等と反応して溶融スラグの生成を促進させる。
請求項(抜粋):
金属精錬炉における溶湯に供給され、溶融金属中の硫黄分や燐酸分等と反応して溶融スラグの生成を促進するために使用される石灰系フラックスにおいて、前記石灰系フラックスは、粉状の水酸化カルシウムCa(OH)2 としたことを特徴とする金属精錬用石灰系フラックス。
IPC (2件):
C21C 7/076 ,  C21C 7/04
FI (2件):
C21C 7/076 A ,  C21C 7/04 C
引用特許:
審査官引用 (4件)
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