特許
J-GLOBAL ID:200903064105166960

高炉への微粉炭吹込み操業方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-142848
公開番号(公開出願番号):特開2001-323307
出願日: 2000年05月16日
公開日(公表日): 2001年11月22日
要約:
【要約】【課題】 レースウェイシェルの形成を、微粉炭中の灰分と滴下スラグとの望ましい反応形態を想定し、効率的にレースウェイシェルの形成を阻止する。【解決手段】 配合石炭中の灰分組成が 0 < (%CaO) / (%Al<SB>2</SB>O<SB>3</SB>) < 0.45、0.25< (%Al<SB>2</SB>O<SB>3</SB>) / (%SiO<SB>2</SB>) < 1.0、(%CaO) + (%SiO<SB>2</SB>) + (%Al<SB>2</SB>O<SB>3</SB>) > 70を満たし、且つ高炉操業で微粉炭比、微粉炭の灰分含有率、CaO、Al<SB>2</SB>O<SB>3</SB>が、微粉炭比(kg/t)≦{100 / (%Ash)}×[ 7.5×{(%CaO) / (%Al<SB>2</SB>O<SB>3</SB>) }+ 10.8]を満たすように石炭の銘柄、配合ないし混合割合を決定する。微粉炭≧180kg/t吹き込む。その際高炉スラグ比280〜250kg/t操業する。
請求項(抜粋):
単一銘柄の石炭を選定し、又は、複数の銘柄の石炭を配合し混合し、次いで微粉砕し、得られた微粉炭を微粉炭比180kg/t-溶銑以上吹き込む、高炉への微粉炭吹込み操業方法において、前記石炭の配合は、その配合後の混合炭中の灰分組成が、下記(1)〜(3)式:0 < (%CaO) / (%Al<SB>2</SB>O<SB>3</SB>) < 0.45 .........(1)0.25 < (%Al<SB>2</SB>O<SB>3</SB>) / (%SiO<SB>2</SB>) < 1.0 .........(2)(%CaO) + (%SiO<SB>2</SB>) + (%Al<SB>2</SB>O<SB>3</SB>) > 70 .........(3)を同時に満たし、且つ、前記高炉操業における微粉炭比、微粉炭中の灰分含有率、並びに微粉炭中のCaO及びAl<SB>2</SB>O<SB>3</SB>含有率が、下記(4)式: PCR ≦ {100 / (%Ash)}×[ 7.5×{(%CaO) / (%Al<SB>2</SB>O<SB>3</SB>) }+ 10.8] .........(4)但し、PCR :微粉炭比(kg/t-溶銑)(%Ash) :微粉炭中の灰分含有率(wt%)(%CaO) :微粉炭中灰分のCaO含有率(wt%)(%Al<SB>2</SB>O<SB>3</SB>):微粉炭中灰分のAl<SB>2</SB>O<SB>3</SB>含有率(wt%)を満たすように、前記微粉炭として使用される石炭の銘柄、石炭の配合割合、又は、石炭の銘柄と各銘柄の混合割合を決定することを特徴とする、高炉への微粉炭吹込み操業方法。
Fターム (2件):
4K012BE01 ,  4K012BE09

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