特許
J-GLOBAL ID:200903064108905895
セル非同期転送網内論理パス分散収容呼接続方式
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-134096
公開番号(公開出願番号):特開平5-292109
出願日: 1992年04月10日
公開日(公表日): 1993年11月05日
要約:
【要約】【目的】本発明は、セル非同期転送網内における広帯域バーストの集中あるいは障害発生等によって局所的にトラヒック急上昇が生じた場合に、それを避けた転送を行わせることによって中継交換ノードでのセル廃棄およびセル遅延の増大を抑制するために、常時、呼毎に発着交換ノード間の複数の通信経路に論理パスを分散させて収容し、網内各伝送路のセル流量密度を均等化に向かわせるべく呼を接続することを目的とする。【構成】呼の着側交換ノードに到達しうる複数の通信経路を形成する中継交換ノードの座標情報を格納しておく経路表、それを読出す経路情報読出器、その各交換ノードの負荷率情報を随時更新記憶しておく負荷率表、それを読出す負荷率読出器、その負荷率からパーセント遅延を計算するP遅延計算器、その計算結果から最小パーセント遅延の通信経路を判定するP遅延比較・最小経路判定器、およびその判定結果を登録するセル交換機用接続表とによって構成する。
請求項(抜粋):
少なくとも着側交換ノードの識別情報を有するセル(ヘッダ付固定長ブロック)信号を用いてデータを非同期転送する通信網における発呼に対して、該呼の着側交換ノードへ至りうる複数の通信経路のうちの一つに該呼接続用の論理パスを収容する任務を担う、少なくとも該呼の発側交換ノードの識別情報と着側交換ノードの識別情報および該呼が申告する所要伝送路容量に関する識別情報とを有するセル信号を該呼の着側交換ノードへ向けて非同期転送する方式において、該セル信号が経由する発側交換ノードを含む各中継交換ノードで、該セル信号が該各中継交換ノードから着側交換ノードへ至りうる複数の通信経路のうちで前記申告所要伝送路容量を受付け可能な複数の該通信経路について、該通信経路が経由する各中継交換ノードにおけるセルに関する負荷率に基づいて該通信経路毎に遅延(系内時間)を推定し、該各推定値を比較し、該推定値が最小な通信経路のうちの一つに、前記識別情報を登録すると共に該通信経路に前記セル信号を接続する手順を、該セル信号が着側交換ノードに到達するまで漸次繰り返すことによって前記論理パスを収容した後に、前記呼を接続することを特徴とするセル非同期転送網内論理パス分散収容呼接続方式。
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