特許
J-GLOBAL ID:200903064113134287

像安定化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-035128
公開番号(公開出願番号):特開平6-250099
出願日: 1993年02月24日
公開日(公表日): 1994年09月09日
要約:
【要約】【目的】 像ブレ防止手段を内蔵してなるアダプタを双眼鏡等に着脱可能とすることにより、一つの双眼鏡等で用途に応じて像ブレ防止機能の有無の選択を可能とし、さらには従来有していた双眼鏡等に、後から像ブレ防止機能の付加を可能とする。【構成】 この装置1は、物体からの光束2をこの装置1の上下方向および左右方向に偏向させる2つの楔コンペンセータ3,4と、これら2つの楔コンペンセータ3,4を収納するケース5と、このケース5を双眼鏡21の前側部分に装着せしめる装着部材6を備えている。また、ケース5のブレによる上下方向および左右方向のブレ角速度を検出する2つの角速度センサ7a,7bと、これらの角速度センサ7a,7bにより検出された角速度に応じ、この光束2のブレを補正するためのCPU8等の演算部と、偏角プリズム3a,3b,4a,4bの回動量をCPU8にフィードバックせしめる2つのポテンショメータ11,12を備えている。
請求項(抜粋):
物体からの光束を透過させて偏向する、その厚み方向に配列された2つの偏角プリズムからなる補正光学系と、この2つの偏角プリズムをこれらの共通軸を中心として互いに反対方向に等角度だけ回転せしめる偏角プリズム回転駆動手段を内蔵してなるアダプタ筐体と、単眼鏡もしくは双眼鏡の上下方向と前記補正光学系による前記光束の偏向方向とが一致し、かつ前記透過された光束が該単眼鏡もしくは双眼鏡の対物レンズに入射するような位置において、前記アダプタ筐体をこの単眼鏡もしくは双眼鏡の一部に着脱可能に装着する装着部材と、前記アダプタ筐体の前記光束の偏向方向のブレに伴なうブレ角度情報を検出する、該アダプタ筐体に固設された角度情報検出手段と、前記検出されたブレ角度情報に基づき、前記ブレに伴なう前記対物レンズに入射する光束のブレが小さくなるように、前記2つの偏角プリズムの回動量を決定し、この決定量に基づいて前記偏角プリズム回転駆動手段の駆動信号を出力する制御手段とを備えてなることを特徴とする像安定化装置。
IPC (4件):
G02B 23/02 ,  G03B 5/00 ,  G03B 17/00 ,  G05D 13/62
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-149370
  • 特公平4-037227

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