特許
J-GLOBAL ID:200903064113171867

配電線高調波の電流方向検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長澤 俊一郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-271681
公開番号(公開出願番号):特開平6-123750
出願日: 1992年10月09日
公開日(公表日): 1994年05月06日
要約:
【要約】【目的】 配電線に流れる高調波の方向を容易に検出することができる配電線高調波の電流方向検出方法を提供すること。【構成】 配電線の所定長区間と並列にコンデンサCaa(もしくはコンデンサCaa,Cab,Cac)を接続し、コンデンサCaaの接続点より電源側もしくは負荷側の2線間にスイッチSW11とコンデンサCbを直列に接続する。そして、コンデンサCaa(コンデンサCaa,Cab,Cac)の値を調整して、配電線路が持つインダクタンスLと上記コンデンサとにより配電線に流れる高調波電流に対する並列共振回路を形成する。ついで、スイッチSW11を閉じて、コンデンサCbの接続点より電源側もしくは負荷側のA相に流れる高調波電流を検出する。並列共振回路により、電源側もしくは負荷側から流れる高調波電流を阻止できるので、高調波電流の有無を検出しすることによりその方向を検出することができる。
請求項(抜粋):
配電線の任意の2線を選択して、その内の第1の線路の所定長区間と並列に第1のコンデンサを接続するとともに、必要に応じて配電線の他の線路の所定長区間と並列にコンデンサを接続し、また、上記第1の線路と第1のコンデンサの接続点より電源側もしくは負荷側の、上記2線の内の他の第2の線路と上記第1の線路間にスイッチと第2のコンデンサを直列に接続し、第1のコンデンサの値、もしくは、第1のコンデンサおよび配電線の他の線路に並列に接続されたコンデンサの値を調整して、配電線路が持つインダクタンスと第1のコンデンサ、もしくは、第1のコンデンサおよび配電線の他の線路に並列に接続されたコンデンサとにより配電線に流れる高調波に対する並列共振回路を形成し、上記第1の線路と第2の線路間に接続されたスイッチを閉じて、その際に第1の線路の第2のコンデンサの接続点より電源側もしくは負荷側の線路に流れる高調波を検出することにより、配電線に流れる高調波電流の方向を検出するようにしたことを特徴とする配電線高調波の電流方向検出方法。
IPC (2件):
G01R 19/00 ,  G01R 29/00

前のページに戻る