特許
J-GLOBAL ID:200903064118320020

改良圧電体およびポリマ内に拡散したセラミックスの関連装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高山 敏夫
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-527965
公開番号(公開出願番号):特表2002-501301
出願日: 1999年01月07日
公開日(公表日): 2002年01月15日
要約:
【要約】本発明はセンサ及び非センサの両方に対し良好な性能係数を有する圧電複合体を製造する配合物及び方法に関する。この複合体はポリマー母材及びポリマー母材内に埋め込んだ圧電粒子からなる。本発明の改良は、ポリマーのバルクコンプライアンス、ポリマー異方性、ポリマーのメルトインデックス、及びポリマー/セラミックの性能湿潤性の効果の発見からによるものである。0-3複合体に対し得られるロス訂正された性能係数(ghdh/tanδ)は最大10.5x10-10m2/Nであり、これは従来の0-3複合体に対しこれまで発表された値の約4倍以上である。異方性をセラミック粒子/ポリマー複合体に導入し複合体の圧電特性を劣化させる無効効果を低減する方法が説明される。
請求項(抜粋):
圧電粉末である第1の成分と3次元導電率を有しポリマーとを有し、(a)第1の成分は実質的に球形圧電粒子でなり、少なくとも約90重量%の圧電粒子は粒径が重量平均の粒径の20%以内であり、重量平均の粒径は約30μm〜約200μmの範囲であり、(b)(1)1ペレットのポリマーが十分に溶融されて1ペレットの第1の成分の上に再凝固されるとき、第1の成分ポリマーの第1成分に実質的に付着される、あるいは(2)流体先駆物質の反応及び凝固が1ペレットの第1の成分の上で行われるときポリマーの流体先駆物質の反応及び凝固により形成されるポリマーが1ペレットの第1の成分上に実質的に付着され、(c)ポリマーの誘電損失は1kHzで約0.02より小さく、(d)ポリマーのメルトインデックスはポリマーの融解温度を有しているときポリマーの融解温度の40°C以内の温度で0.1を越え、(e)複合体の第2の成分以外のすべての成分の全容量の範囲は複合体の約50容量%〜約74容量%の範囲内であり、(f)圧電複合体の弾性コンプライアンスS33が約1.5x10-10m2/N〜6.0x10-10m2/Nの範囲内にある、圧電粉末である第1の成分と3次元結合性を有しポリマーからなる第2の成分とを含む圧電複合体。
IPC (2件):
H01L 41/193 ,  H01L 41/26
FI (2件):
H01L 41/18 102 ,  H01L 41/22 C

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