特許
J-GLOBAL ID:200903064131557845

電源回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩原 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-109977
公開番号(公開出願番号):特開平9-140144
出願日: 1996年04月30日
公開日(公表日): 1997年05月27日
要約:
【要約】【課題】 ブーストコンバータの力率を改善し、かつ、力率補正回路のIC以外の個別部品数を減らしてコンパクトに製作することができ、生産コストを下げることもでき、ICのピン数も減らせる電源回路を提供すること。【解決手段】 ブーストコンバータのインダクタ電流の零交叉時点での制御機能を有してインダクタ電流の尖頭値が入力電圧の波形を追うようにし、かつ、出力電圧の検出と負荷の変化による出力電圧変化の積分を電流により1つのコンデンサで行う。
請求項(抜粋):
交流を直流に交換する整流器と、前記整流器の出力に接続される平滑用のコンデンサと、前記整流器の出力端と負荷間に順に接続される第1のインダクタおよびダイオードと、前記負荷に並列に接続されるコンデンサからなるブーストコンバータと、前記ブーストコンバータの力率を補正するための力率補正回路とを具備し、前記力率補正回路は、前記第1のインダクタと相互誘導作用を行うように設けられた第2のインダクタと、前記ダイオードのアノードに接続されるドレーン端子と、接地されるソース端子と、所定の電流比に応じてソース電流の量に比例する量の電流が流れるミラー端子を有するセンストランジスタと、前記センストランジスタのミラー端子に接続され、前記ソース電流の量が所定の電流量以上であるか否かを検出する過電流検出回路と、前記第1および第2のインダクタに誘導された電流の大きさがゼロになる時点を検出するための零交叉検出回路と、固定された周波数の信号を生成するものの前記第1および第2のインダクタの電流がゼロになる時点で前記零交叉検出回路によってリセットされる発振器と、前記零交叉検出回路の出力端子および前記発振器の出力端子に2つの入力端子がそれぞれ接続されるORゲートと、前記ORゲートの出力端子にセット端子が接続されるRSフリップフロップと、前記センストランジスタのゲート端子に出力端が接続され、前記フリップフロップの出力に応答して前記センストランジスタをターン・オンさせたりターン・オフさせたりするゲートドライバと、前記ORゲートの出力によってトリガされる単安定マルチバイブレータと、前記単安定マルチバイブレータの出力端子と接地間に接続されて前記単安定マルチバイブレータの出力電流を積分する積分器と、前記ブーストコンバータの前記ダイオードのカソードと接地間に直列に接続される抵抗とコンデンサを有し、出力電圧を検出し、かつ負荷の変化による出力電圧の変化を積分する出力検出積分回路と、前記積分器の出力電圧と前記出力検出積分回路の出力とを比較する比較器と、前記過電流検出回路の出力と前記比較器の出力との論理積をとり、出力が前記フリップフロップおよび前記単安定マルチバイブレータのリセット端子に供給されるANDゲートとからなることを特徴とする電源回路。
IPC (2件):
H02M 7/217 ,  H02M 3/155
FI (3件):
H02M 7/217 ,  H02M 3/155 H ,  H02M 3/155 F
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 力率補正回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-260348   出願人:三星電子株式会社

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