特許
J-GLOBAL ID:200903064135352709

割出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 喜樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-102624
公開番号(公開出願番号):特開平8-294846
出願日: 1995年04月26日
公開日(公表日): 1996年11月12日
要約:
【要約】【目的】 マシニングセンタ等に装備される割出装置において、安価な流体圧シリンダを用い、割出軸を等角度の複数位置に正確に割り出す。【構成】 装置本体11に支持した割出軸12上に爪車14を固着し、その外周に4つの割出爪16を等ピッチで形成する。割出軸12に一方向クラッチ21を介しピニオン17を連結し、これを割出用空圧シリンダ23のピストン24に結合したラック25に噛合し、割出軸12を90°ずつ一方向へ間欠回動する。割出用空圧シリンダ23と位置決め用空圧シリンダ43とを共通の空圧回路で同調制御する。割出軸12の停止時に、シリンダ43のピストンロッド44を割出爪16の前面に係合して爪車14を逆方向へ付勢し、割出爪16の背面をロッド44と直交するストッパピン31に押圧して爪車14の逆方向回動を規制する。
請求項(抜粋):
装置本体に割出軸を回動可能に支持し、割出軸上に爪車を固着し、爪車の外周を等分割する複数位置に割出爪を形成し、割出軸に一方向クラッチを介してピニオンを連結し、装置本体に割出用の流体圧シリンダを設け、該シリンダのピストンにピニオンと噛合するラックを結合し、ラックの往復動に伴い割出軸を爪車の外周を等分割する角度より僅かに大きな角度で一方向へ間欠回動可能に構成し、装置本体は割出軸を停止位置に保持する位置決め機構を備え、位置決め機構に割出爪の背面に係合して爪車の逆方向回動を規制する規制部材と、割出爪の前面に係合して爪車を逆方向へ付勢する付勢部材とを設けてなる割出装置。

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