特許
J-GLOBAL ID:200903064144025184

方向性トレッドを備えた空気入りタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久力 正一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-349984
公開番号(公開出願番号):特開平6-171311
出願日: 1992年12月03日
公開日(公表日): 1994年06月21日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 マッド路における走行性能を向上させるとともに、接地幅並びにランド比を大きくすることによりハードな路面での走行性能低下及び早期磨耗を防ぐことのできる方向性トレッドを備えた空気入りタイヤを提供する。【構成】 センターブロック4と、第1メインブロック5及び第2メインブロック6を備えたパターンユニットは、左右対称に形成され、左右で周方向にシフトされ、センターブロック列40において、交互に配列された主溝1に面する幅方向溝11の溝底は傾斜角α(60°>α>30°)をもって主溝1の溝底に滑らかに連続している。第1第2メインブロックは、稜線角θF1F2を有する踏込み側傾斜稜線52,62と、稜線角θR1R2を有する蹴りだし側傾斜稜線57を有しており、θF1F2、θR1R2及びθF1R1、θF2R2が成立している。
請求項(抜粋):
トレッドに、トレッド中心から幅方向にトレッド端まで周方向に対して傾斜して延びる複数の主溝と、周方向に延びる複数の副溝とにより分割された複数のブロックにより、略トレッド中央に周方向に配列されたセンターブロック列と、センターブロック列から順次幅方向に間隔をもって周方向に配列された複数のメインブロック列とを備え、周方向と主溝との成す角度が鈍角である方向を回転方向とする方向性のトレッドを備えた空気入りタイヤにおいて、各メインブロック列のブロックのトレッド幅方向の稜線が周方向に対して稜線角θを有しており、センターブロック列に最も近いメインブロック列から順次トレッド端側のメインブロック列にいくにつれて稜線角θを小さくし、踏込み側の稜線角θF を蹴りだし側の稜線角θR より大きくするとともに、各ブロックの踏込み側主溝壁が半径方向平面と成す踏込み側主溝壁角βF を、蹴りだし側主溝壁が半径方向平面と成す蹴りだし側主溝壁角βR よりも大きくし、センターブロック列の各ブロック間の幅方向溝において、トレッド中心から主溝に面した部分の溝底を半径方向平面に対して60度乃至30度の傾斜角αをもって傾斜させ、トレッド中心に対して対称に形成した主溝を、左右で周方向へパターンピッチの40〜60%シフトさせ、トレッドパターンのランド率を40〜50%とすることを特徴とする方向性トレッドを備えた空気入りタイヤ。
IPC (2件):
B60C 11/04 ,  B60C 11/11

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