特許
J-GLOBAL ID:200903064147873038

多品種対応万能水耕設備

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-247573
公開番号(公開出願番号):特開2006-042765
出願日: 2004年07月31日
公開日(公表日): 2006年02月16日
要約:
【課題】本発明は従来の水耕栽培設備より設備費が安価で、生産量も倍以上であり、生産スピードを上げ良質の園芸植物を市場に出し、高い利益を生むことを目的とする。【解決手段】水耕栽培の機能を高め、生産効率を上げるため、上段水耕槽1、下段貯水槽6を一体に設けて多機能の水耕方式を合わせて、植物の品種や性質をコントロールして多品種の園芸植物を一つの温室ハウスで四季を通じて生産できる構成になっている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
1つの水耕栽培槽で園芸植物全般を水耕システムで完全に育成できる方法である。水耕槽を上下に設け、下段は貯水槽にする。上段の栽培養液は、上段水耕槽の中央部外側に排水口を設け、水量を調節するバルブを付けて、流速を栽培する植物によって変える。送水管は下段のポンプとつながり、養液を上段水耕槽に送り、放水口から流しだす。養液は上段水耕槽の反対側に流れて落水口から下段に落水させて養液を循環させる。落水口には養液の水位を調整する調節栓があり、水位の上下を栽培マニュアルによって調節する。送水管にはバルブがあり、切替によって水道水や井戸水を送水できる。また上段水耕槽の中央上部には、散水ノズルが設けてあり、バルブの切りかえで養液の散布、水道水、井戸水の散水が自在にでき、種蒔き、挿し芽、挿し木、接木、プラグ苗、メリクロン苗、コミュニティー苗を良い環境で順調に育てられる。植物は幼苗時期が最も重要な管理が必要ですから、養液の流水や水だけのシリンジ、水槽内の水位調節をコントロールして一級品の苗ができる。挿芽、挿木の初期に水のシリンジ、散水を繰り返し行い、同時に送水口から流水をすれば100%活着します。また、下段貯水槽で植物の成長に合わせて肥料を調合し、循環させて成育スピードをあげ、出荷の効率を良くする。害虫や病気の発生があれば、下段に薬液槽を設けて農薬をいれ、その中に備え付けの水中ポンプを移動させ、散水バルブを切りかえてやれば簡単に殺虫、殺菌ができ、上質の植物が作れる。薬液槽ではホルモン処理が簡単に行える。この水耕設備では、貯水槽が単独になっているので同じハウスで室内環境が合えば、一度に植物全般が水耕栽培できる画期的な方法です。ハウス内の温度、太陽光のルックス、通気を調節すれば、洋ラン、サボテン、多肉類、観葉植物、ハーブ、花鉢、草花、野菜類、キノコ類、コニファー類、花木類、薬草類、その他植物全般を一つのハウスで水耕栽培ができます。水耕栽培の難敵、養液に広がるピシチューム菌等で被害を受けることもまったく無い。本発明は送水口から養液が出る瞬間に酸素を取り込み外気や光と結合する時に殺菌がなされる。また養液が上段水耕槽の落水口から下段貯水槽に落ちる時に水音をたてるから、植物は水音を雨音に感じて養液の吸収が高まり、成育によい影響を与える。本発明は、様々な植物生理に必要な設備を複数組み合わせて、幼苗から完成品になるまでの成育環境を作り、園芸植物全般を一つのハウス内で完全に水耕栽培できる、これまで世界中にない方法を安価な設備で完成することができる、多品種対応万能水耕設備。
IPC (2件):
A01G 31/06 ,  A01G 31/00
FI (7件):
A01G31/00 605 ,  A01G31/00 601A ,  A01G31/00 601B ,  A01G31/00 601C ,  A01G31/00 604 ,  A01G31/00 612 ,  A01G31/00 620
Fターム (26件):
2B314MA17 ,  2B314MA21 ,  2B314MA23 ,  2B314MA30 ,  2B314MA33 ,  2B314MA38 ,  2B314MA39 ,  2B314NA03 ,  2B314NA05 ,  2B314NB04 ,  2B314NB22 ,  2B314NC01 ,  2B314NC33 ,  2B314NC37 ,  2B314ND05 ,  2B314ND27 ,  2B314ND30 ,  2B314ND32 ,  2B314PA02 ,  2B314PA05 ,  2B314PA08 ,  2B314PB08 ,  2B314PB17 ,  2B314PB26 ,  2B314PB44 ,  2B314PC10

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