特許
J-GLOBAL ID:200903064150287670

マイクロ流体デバイスおよびこれを用いた生体物質検査装置とマイクロ化学リアクター

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-289688
公開番号(公開出願番号):特開2007-101289
出願日: 2005年10月03日
公開日(公表日): 2007年04月19日
要約:
【課題】流路内に微細な突起や溝を敷設したマイクロ流体デバイスは詰まり易い。一方、流路内壁に微細構造の無いシンプルなマイクロ流体デバイスには、旋回流れを安定に形成する方法や流体を速やかに混合する方法が無いという課題があった。【解決手段】エッジ部分が流路11に近接する第1の電極43と、流路11から離れた位置で対向する第2の電極44とを備えたマイクロ流路を使用し、電極エッジから、キャリヤー流体中に浮遊する試料や添加した誘電体に働く電気力学的作用により、試料とキャリヤーからなる流れを旋回させる。旋回する流れは、試料の沈殿や流路壁への付着を防止し、速やかに流体を混合して試料と溶液成分との反応を促進する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
試料とともにキャリヤー流体が流れる流路と近接する一平面内に電極を配置したマイクロ流体デバイスであって、前記電極は、エッジ部分が前記流路へ近接する第1の電極と、前記流路から離れた位置で前記第1の電極と対向する第2の電極とからなり、前記第1の電極と第2の電極の間に交流電圧を印加し、前記第1の電極のエッジ部分から作用する電気力学的作用により前記試料とキャリヤー流体を旋回させることを特徴とするマイクロ流体デバイス
IPC (4件):
G01N 35/02 ,  G01N 37/00 ,  G01N 27/447 ,  B01J 19/00
FI (4件):
G01N35/02 D ,  G01N37/00 101 ,  G01N27/26 331Z ,  B01J19/00 321
Fターム (10件):
2G058AA09 ,  2G058DA07 ,  2G058FA07 ,  2G058GA02 ,  4G075AA39 ,  4G075BB05 ,  4G075CA14 ,  4G075CA51 ,  4G075DA02 ,  4G075EC21
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特許公開平5-240863
  • 特許公開平2-130471
  • WO 2003/011443(PCT/US2002/023462)

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