特許
J-GLOBAL ID:200903064150804748

自動利得制御回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩佐 義幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-178748
公開番号(公開出願番号):特開平6-029942
出願日: 1992年07月07日
公開日(公表日): 1994年02月04日
要約:
【要約】【目的】 バースト信号の受信ミスやビット誤り率の劣化を防ぐことにある。【構成】 入力信号の電力を受信電力算出回路1で計算し、比較回路2で基準値と計算された入力信号の電力を比較し、その誤差はフィルタ回路3に入力され、その出力は制御回路8を通して可変減衰器5を制御する。フィルタ回路3の伝達関数で決まる応答から入力信号の遅延量を遅延回路4で定める。遅延した入力信号はバースト信号の先頭から搬送波再生、ビット・タイミング再生に支障がみられない復調器6へのレベルとなるように可変減衰器5で利得の制御が行われる。利得が制御されたバースト信号は復調器6で搬送波とビット・タイミングが再生され、送信データが復調される。バースト信号検出回路7で搬送波とユニーク・ワードの検出を行い、バースト信号の受信信号をバースト信号に対して決められたタイミングで制御回路8へ出力する。
請求項(抜粋):
ディジタル変調されたバースト信号を伝送するディジタル衛星通信において受信バースト信号を復調するために用いる自動利得制御回路であって、入力信号から電力を計算する受信電力算出回路と、受信電力算出回路で計算した電力と基準値の誤差を出力する比較回路と、比較回路の出力をフィルタリングするフィルタ回路と、入力信号の遅延を調整する遅延回路と、ディジタル変調された変調波を復調する復調器と、搬送波及びユニーク・ワードを検出することによりバースト信号の受信を知らせるバースト信号検出回路と、バースト信号検出回路からの信号によりフィルタ回路の出力を利得制御信号として出力するかあるいは利得制御信号を保持するかの制御を行う制御回路と、復調器の前段に置かれ、制御回路の出力により遅延調整された入力信号の減衰量を制御する可変減衰器とから構成されていることを特徴とする自動利得制御回路。
IPC (3件):
H04J 3/00 ,  H03G 3/20 ,  H04B 7/15

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