特許
J-GLOBAL ID:200903064152341842

鋼の連続鋳造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 穂上 照忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-002837
公開番号(公開出願番号):特開平5-185183
出願日: 1992年01月10日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】【構成】鋼の連続鋳造において、鋳片の各部が鋳造中において、少なくとも抗張力出現温度(ZST)と延性出現温度(ZDT)の間の温度域にある間に、加わる歪量の総和が次式で規定されるεC (%)の値を超えない条件で鋳造することを特徴とする連続鋳造方法。εC =K1 ×{〔Mn〕/〔S〕}-K2 〔C〕+K3 ただし、K1 、K2 およびK3 は〔Mn〕、〔S〕および〔C〕に応じて定められる値である。また、上式の適用成分範囲はC:0.85%以下、P:0.03%以下、Mn: 2.5%以下、S:0.001 〜 0.1%である。【効果】鋳造する鋼の成分に応じて加わる歪の総和限界値を計算によって求め、内部割れ発生の危険性を予測し、鋳片に加わる内部歪みをこの限界値を超えない範囲に留めるように鋳込条件を設定することにより、内部割れ発生を効果的に防止することが可能。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.85%以下、P:0.03%以下、Mn: 2.5%以下、S: 0.001〜0.1 %の成分範囲にある鋼の連続鋳造において、鋼片の各部が、少なくとも抗張力出現温度(ZST)と延性出現温度(ZDT)の間の温度域にある間に、加わる歪量の総和が、次式で規定されるε<SB>c </SB> (%) の値を超えない条件で鋳造することを特徴とする連続鋳造方法。 ε<SB>C </SB>=K<SB>1 </SB>×{〔Mn〕/〔S〕}-K<SB>2 </SB>〔C〕+K<SB>3 </SB> ・・・(イ)ただし、〔Mn〕、〔S〕および〔C〕は、溶鋼中のMn、SおよびCの含有量(重量%)であり、K<SB>1 </SB>、K<SB>2 </SB>およびK<SB>3 </SB>は下記?@〜?Cの定数である。?@〔Mn〕/〔S〕≦ 100で〔C〕≦0.22のとき:K<SB>1 </SB>=0.012 、K<SB>2 </SB>=7.5 、K<SB>3 </SB>=2.1?A〔Mn〕/〔S〕> 100で〔C〕≦0.22のとき:K<SB>1 </SB>=0.004 、K<SB>2 </SB>=7.5 、K<SB>3 </SB>=3.0?B〔Mn〕/〔S〕≦ 100で0.22<〔C〕≦0.85のとき:K<SB>1 </SB>=0.012 、K<SB>2 </SB>=1.4 、K<SB>3 </SB>=0.86?C〔Mn〕/〔S〕> 100で0.22<〔C〕≦0.85のとき:K<SB>1 </SB>=0.004 、K<SB>2 </SB>=1.4 、K<SB>3 </SB>=1.6
IPC (3件):
B22D 11/00 ,  B22D 11/20 ,  B22D 11/22
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-174962
  • 特開昭56-041006
  • 特開昭57-130748

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