特許
J-GLOBAL ID:200903064161550390

制動力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-259331
公開番号(公開出願番号):特開平11-089276
出願日: 1997年09月08日
公開日(公表日): 1999年03月30日
要約:
【要約】【課題】 コントローラまたはモータドライバの故障時にも適切に制動力を確保できる制動力制御装置を提供する。【解決手段】 踏力センサ6と各モータドライバ4との間に、通常時、励磁コイル8bの励磁により開となっている接点部8a及び変換回路9を直列に介装する。変換回路9は、踏力センサ6が検出する踏力を指令信号(左前輪用、右前輪用、左後輪用、右後輪用のトルク指令電圧VFL,VFR,VRL,VRR)に変換する。コントローラ7のウォッチドック回路は、コントローラ7が故障した場合には励磁コイル8bへの通電を停止する。コントローラ7が故障した場合、接点部8aが閉じられ、変換回路9が踏力センサ6の検出結果を指令信号に変換してモータドライバ4に出力するので、コントローラ7の故障時にも、モータ2を駆動して制動力を確保することができ、ひいてはドライブレーキの信頼性の向上が図れる。
請求項(抜粋):
車両の各車輪に対応して設けられモータに作動されて制動力を発生するブレーキ装置と、指令信号に基づいて前記モータを駆動するモータドライバと、ブレーキペダルの操作量を検出する検出手段と、該検出手段の検出結果に基づいて指令信号を発生するコントローラと、を備えた制動力制御装置であって、前記検出手段と前記モータドライバとの間に、常開とされているスイッチ手段及び前記検出手段の検出結果を指令信号に変換する変換回路を直列に介装すると共に、前記コントローラの故障を検出し、故障検出時には前記スイッチ手段を閉じさせるスイッチ切換え手段を設けたことを特徴とする制動力制御装置。
IPC (2件):
H02P 7/00 ,  B60T 8/92
FI (2件):
H02P 7/00 N ,  B60T 8/92
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭61-069396
  • 特開平4-108058
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-108058
  • 特開昭61-069396

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