特許
J-GLOBAL ID:200903064166454038

空気入りタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 中島 淳 ,  加藤 和詳 ,  西元 勝一 ,  福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-043604
公開番号(公開出願番号):特開2004-249871
出願日: 2003年02月21日
公開日(公表日): 2004年09月09日
要約:
【課題】操縦安定性の確保と、使用後の乗心地性能の低下の抑制を同時に実現すること。【解決手段】ビードフィラー22の高さBHをタイヤ断面高さSHの20〜30%の範囲内に設定して従来対比でビードフィラー22のボリュームを減らすが、これによる剛性低下分は補強層44が補うので、操縦安定性は確保される。ビードフィラー22は、タイヤの使用に硬度が更に高くなるが、従来対比でボリュームが減っているので、硬度が高くなっても、乗心地性能の低下の度合いを小さくできる。補強層44の劣化による硬化は、補強層44がビードフィラー22に比較して薄肉であり、曲げ剛性への影響は小さいため、乗心地に与える影響は小さく、新品時から走行中期以降も操縦安定性と乗心地がバランス良く保たれる。したがって、操縦安定性の確保と、使用後の乗心地性能の低下抑制とを同時に実現することができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
一対のビード部間をトロイド状に跨り、前記ビード部に配置したビードコアの周りを、タイヤ幅方向内側から外側に巻き返した少なくとも2枚のカーカスプライと、 前記1対のビード部をトロイド状に跨る前記カーカスプライの本体部と、前記ビードコアの周りを巻き返した前記カーカスプライの巻き返し部との間に配置され、前記ビードコアからタイヤ径方向外側に向けて延び、その高さがタイヤ断面高さの20〜30%の範囲内に設定されたビードフィラーと、 タイヤ側部領域の前記カーカスプライの間に配置され、前記ビードフィラーと略同等の硬さのゴムからなり、かつ前記ビードフィラーよりも薄肉に形成された補強層と、 を有することを特徴とする空気入りタイヤ。
IPC (2件):
B60C17/00 ,  B60C13/00
FI (2件):
B60C17/00 B ,  B60C13/00 G

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