特許
J-GLOBAL ID:200903064170745292

オレフィン類の重合

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-541213
公開番号(公開出願番号):特表2002-509951
出願日: 1999年03月23日
公開日(公表日): 2002年04月02日
要約:
【要約】2種以上(1つが選択した配位子と錯体を形成するニッケルを含有する)の遷移金属含有活性重合触媒系を用いて1種以上の重合性オレフィンを直接、好適には同時に重合させることを通して、異なるポリオレフィン類の混合物を生じさせることができる。このポリオレフィン生成物には分子量、分子量分布、結晶度または他のファクターが異なる重合体(複数)が入っている可能性があり、これは成形用樹脂として用いるに有用でありかつフィルムで用いるに有用である。
請求項(抜粋):
オレフィン類の重合方法であって、重合条件下で、(a)【化1】【化2】から成る群から選択される配位子のNi錯体または式【化3】で表される化合物[式中、Ar1、Ar2、Ar4、Ar5、Ar10、Ar11、Ar12およびAr13は、各々独立して、アリールまたは置換アリールであり、R1およびR2は、各々独立して、水素、ヒドロカルビルまたは置換ヒドロカルビルであるか、或はR1とR2が一緒になって環を形成しており、そしてR3が水素、ヒドロカルビルまたは置換ヒドロカルビルであるか、或はR1とR2とR3が一緒になって環を形成しており、Aは、π-アリルまたはπ-ベンジル基であり、R10およびR15は、各々独立して、水素、ヒドロカルビルまたは置換ヒドロカルビルであり、R11、R12、R13、R14、R16、R17、R18、R19、R20、R21、R30、R31、R32、R33、R34、R35、R50、R51、R52、R53およびR54は、各々独立して、水素、ヒドロカルビル、置換ヒドロカルビル、不活性な官能基であるが、但しこれらの基のいずれか2つが互いに隣接する時には一緒になって環を形成していてもよいことを条件とし、Kは、NまたはCR27であり、R22は、ヒドロカルビル、置換ヒドロカルビル、-SR117、-OR117または-NR1182、であり、R24は、水素、官能基、ヒドロカルビルまたは置換ヒドロカルビルであり、そしてR27は、ヒドロカルビルまたは置換ヒドロカルビルであるが、但しR22とR24またはR24とR27が一緒になって環を形成していてもよいことを条件とし、R60、R61、R62およびR63は、各々独立して、水素、ヒドロカルビル、置換ヒドロカルビルまたは不活性な官能基であり、R64およびR65は、各々独立して、水素、ヒドロカルビルまたは置換ヒドロカルビルであり、nは、1、2または3であり、Ar14、Ar15、Ar16、Ar17、Ar18、およびAr19は、各々独立して、ヒドロカルビルまたは置換ヒドロカルビルであり、R117は、ヒドロカルビルまたは置換ヒドロカルビルであり、各R118は、独立して、水素、ヒドロカルビルまたは置換ヒドロカルビルであり、GおよびLは、両方ともがNであるか、或はGがCR57でLがCR55であり、R55、R56およびR57は、各々独立して、水素、ヒドロカルビルまたは置換ヒドロカルビルであるか、或はR55、R56およびR57のいずれか2つが一緒になって環を形成しており、R67は、水素、アルキルまたは置換アルキルであり、R77は、ヒドロカルビルまたは置換ヒドロカルビルであり、R78は、ヒドロカルビルまたは置換ヒドロカルビルであり、R79、R80、R81、R82、R83、R84、R85、R86、R87、R88およびR89は、各々独立して、水素、ヒドロカルビル、置換ヒドロカルビルまたは官能基であり、R90、R91、R92およびR93は、各々独立して、ヒドロカルビルまたは置換ヒドロカルビルであり、R94およびR95は、各々独立して、ヒドロカルビルまたは置換ヒドロカルビルであり、R96、R97、R98およびR99は、各々独立して、水素、ヒドロカルビル、置換ヒドロカルビルまたは官能基であり、Tは、両方ともS(硫黄)またはNH(アミノ)であり、各Eは、N(窒素)またはCR108であり、ここで、R108は、水素、ヒドロカルビル、置換ヒドロカルビルまたは官能基であり、R100、R101、R102、R103、R104、R105、R106およびR107は、各々独立して、水素、ヒドロカルビル、置換ヒドロカルビルまたは官能基であり、R109、R110、R111、R112、R113、R114、R115およびR116は、各々独立して、水素、ヒドロカルビル、置換ヒドロカルビルまたは官能基であり、sは、1以上の整数であり、そしてR28およびR29は、各々独立して、水素、ヒドロカルビルまたは置換ヒドロカルビルである]を含有していて前記オレフィン類に関して1番目の活性を示す重合触媒、(b)1種以上の遷移金属を含有していて前記オレフィン類に関して2番目の活性を示す重合触媒、(c)前記1番目の活性を示す重合触媒で重合し得る少なくとも1種の1番目のオレフィン、および(d)前記2番目の活性を示す重合触媒で重合し得る少なくとも1種の2番目のオレフィン、を接触させることを含んで成る方法。
IPC (3件):
C08F 4/70 ,  C08F 4/26 ,  C08F 10/00
FI (3件):
C08F 4/70 ,  C08F 4/26 ,  C08F 10/00
Fターム (25件):
4J015DA09 ,  4J015DA37 ,  4J028AA02A ,  4J028AB01A ,  4J028AC01A ,  4J028AC02A ,  4J028AC22A ,  4J028AC48A ,  4J028BA00A ,  4J028BA01B ,  4J028BB00A ,  4J028BB01B ,  4J028BC15B ,  4J028BC18B ,  4J028BC25B ,  4J028CA27C ,  4J028CA28C ,  4J028EA01 ,  4J028EB02 ,  4J028EB04 ,  4J028EB18 ,  4J028EB21 ,  4J028EC01 ,  4J028EC02 ,  4J028FA02
引用特許:
審査官引用 (9件)
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