特許

J-GLOBAL ID：200903064172876572

セルフレベリング性セメント水性組成物

発明者： 副田 孝一 ,  松久 真人 ,  亀岡 篤雄 ,  木之下 光男 ,  三浦 義雅 ,  山本 常夫
出願人/特許権者： 小野田セメント株式会社 ,  竹本油脂株式会社
代理人 (1件)： 入山 宏正
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-171611
公開番号（公開出願番号）：特開平5-339041
出願日： 1992年06月05日
公開日（公表日）： 1993年12月21日
要約：

【要約】【目的】本発明は、高い流動性及びその優れた保持能を有し、したがって実情に即し長い可使時間を有しており、同時に小さい凝結遅延性を有し、したがって実情に即し早い凝結硬化時間を有していて、しかも初期ひび割れの極めて少ない高品質の硬化体を得ることができる、セルフレベリング性セメント水性組成物を提供するものである。【構成】本発明は、セメント100重量部に対し、膨張剤が1〜20重量部、保水剤が7重量部以下、消泡剤が2重量部以下、骨材が30〜300重量部、水が25〜100重量部及び分散剤が0.05〜2.0重量部の割合で配合されたセルフレベリング性セメント水性組成物であって、該分散剤が分子中にアミド基を有するα,β-不飽和単量体をラジカル重合して得られる重合体ブロックをグラフト化した特定のグラフト共重合体であることを特徴としている。

請求項（抜粋）：

セメント100重量部に対し、膨張剤が1〜20重量部、保水剤が7重量部以下、消泡剤が2重量部以下、骨材が30〜300重量部、水が25〜100重量部及び分散剤が0.05〜2.0重量部の割合で配合されたセルフレベリング性セメント水性組成物であって、該分散剤が下記の式1で示される構成単位、下記の式2で示される構成単位、下記の式3で示される構成単位及び下記の式4で示される構成単位で構成されたグラフト共重合体であることを特徴とするセルフレベリング性セメント水性組成物。【式1】【式2】【式3】【式4】[式1〜式4において、R1〜R4:同時に同一又は異なる、H又はCH3R5:炭素数1〜5のアルキル基M1,M2:アルカリ金属、アルカリ土類金属又は有機アミンX:CH2CH2O、CH2CH(CH3)O又はCH2Y:分子中にアミド基を有するα,β-不飽和単量体をラジカル重合して得られる重合体ブロックm:0〜10の整数n:0〜30の整数]

IPC (4件)：

C04B 24/26 ,  C04B 24/42 ,  C04B 28/02 ,  C08F265/00 MQM