特許
J-GLOBAL ID:200903064174913700

超音波学習装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-335639
公開番号(公開出願番号):特開平6-161643
出願日: 1992年11月20日
公開日(公表日): 1994年06月10日
要約:
【要約】【目的】 超音波送受波手段と表示画面とを備えた基板の板面に入力ペンで接触することにより学習情報を入力し、表示する超音波学習装置を提供する。【構成】 すだれ状電極T1から電気信号を入力すると、その電気信号が弾性表面波に変換されてガラス基板11を伝搬する。ガラス基板11を伝搬している弾性表面波のうちすだれ状電極R11〜R14の示す中心周波数とその近傍の周波数の弾性表面波のみが電気信号に変換されてすだれ状電極R11〜R14から出力される。弾性表面波の伝搬路をガラス基板11よりも軟らかく超音波を吸収しやすい物質で接触すると、接触位置に対応する表面波が減衰する。表示画面12にはその接触部分に対応する形で情報が表示される。
請求項(抜粋):
基板の一方の板面Z1に少なくとも2つの超音波送受波手段を備えるとともに前記基板のもう一方の板面Z2に表示画面を備え、前記板面Z1に入力ペンのペン先を接触させることによって学習情報を入力する学習情報入力手段と、学習情報記憶手段を備えた学習情報処理手段とから成る対話型の超音波学習装置であって、前記超音波送受波手段は、N組のすだれ状電極Pi(i=1,2,......,N)と、前記すだれ状電極Piにそれぞれ対応するN組のすだれ状電極群Qi(i=1,2,......,N)とから成り、前記すだれ状電極群Qiはそれぞれ少なくとも2組のすだれ状電極Qi-1(i=1,2,......,N)およびQi-2(i=1,2,......,N)から成り、前記すだれ状電極Piの電極周期長にほぼ対応する少なくとも1種類の周波数の電気信号を該すだれ状電極Piに入力することにより、前記電極周期長にほぼ等しい波長を有する少なくとも1種類の弾性表面波を前記板面Z1に励振する電気信号入力手段と、前記板面Z1に励振された該弾性表面波の波長に応じて前記すだれ状電極Qi-1およびQi-2に現れる電気信号を検知する電気信号検知手段とが設けてあり、前記すだれ状電極Qi-1のそれぞれの出力端は互いに電気的に接続点N1で接続されており、前記すだれ状電極Qi-2のそれぞれの出力端は互いに電気的に接続点N2で接続されており、1つの前記超音波送受波手段における前記すだれ状電極Piと前記すだれ状電極群Qiとの間の弾性表面波の伝搬路と、別の前記超音波送受波手段における前記すだれ状電極Piと前記すだれ状電極群Qiとの間の弾性表面波の伝搬路とが互いに直交していて、前記電気信号検知手段は、前記板面Z1における弾性表面波の伝搬路の一部に前記ペン先が接触したことを前記接続点N1およびN2に現れる電気信号の大きさから感知する手段と、前記接続点N1およびN2のうち出力される前記電気信号の大きさが変化する前記接続点N1またはN2の位置から、前記ペン先によって接触された前記伝搬路における被接触部分を特定する手段とを含み、前記学習情報処理手段は、前記被接触部分の位置に基づき前記入力ペンで入力された学習情報を検出する学習情報検出手段と、該学習情報検出手段で検出された前記学習情報を前記表示画面に所定の時間だけ表示させておく手段と、前記表示画面に表示された前記学習情報に応じて別の学習情報を該表示画面に表示させる手段とを含むことを特徴とする対話型の超音波学習装置。
IPC (2件):
G06F 3/03 340 ,  H04R 17/00 330

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