特許
J-GLOBAL ID:200903064190847334

DNAの配列決定法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山崎 行造 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-515413
公開番号(公開出願番号):特表2001-501092
出願日: 1997年09月26日
公開日(公表日): 2001年01月30日
要約:
【要約】本発明は、一本鎖試料DNA配列中の標的位置の塩基を同定する方法であって、標的位置のすぐ隣で試料DNAにハイブリダイズする伸長プライマーを用意し、試料DNAおよび伸長プライマーを、デオキシヌクレオチドまたはジデオキシヌクレオチドの存在下でポリメラーゼ反応に供し、それによりデオキシヌクレオチドまたはジデオキシヌクレオチドを、それが標的位置の塩基と相補的である場合にのみ、取り込まれてピロホスフェート(PPi)を放出するようにし、PPi放出を酵素的に検出し、異なるデオキシヌクレオチドまたはジデオキシヌクレオチドを、試料-プライマー混合物の別個のアリコートに、または同じ試料-プライマー混合物のアリコートに連続的に添加して、ポリメラーゼ反応に供し、どのデオキシヌクレオチドまたはジデオキシヌクレオチドが取り込まれたかを示す方法であって、PPi検出酵素がポリメラーゼ反応工程に包含されること、およびデオキシまたはジデオキシアデノシントリホスフェート(ATP)の代わりに、ポリメラーゼの基質として作用することができるが前記PPi検出酵素の基質としては作用することができないdATPまたはddATPアナログを用いることを特徴とする方法を提供する。本発明の方法は、有利にも、大規模の非電気泳動的固相DNA配列決定を可能にし、それにより時間に伴う重合反応の進行の連続的決定が可能になる。
請求項(抜粋):
一本鎖試料DNA配列中の標的位置の塩基を同定する方法であって、 標的位置にすぐ隣接して試料DNAにハイブリダイズする伸長プライマーを 用意し、試料DNAおよび伸長プライマーを、デオキシヌクレオチドまたはジ デオキシヌクレオチドの存在下でポリメラーゼ反応に供し、 それによりデオキシヌクレオチドまたはジデオキシヌクレオチドを、それが 標的位置の塩基と相補的である場合にのみ取り込まれてピロホスフェート(P Pi)を放出するようにし、PPiの放出を酵素的に検出し、異なるデオキシ ヌクレオチドまたはジデオキシヌクレオチドを、試料-プライマー混合物の別 個のアリコートに、または同じ試料-プライマー混合物のアリコートに連続的 に、添加して、ポリメラーゼ反応に供し、どのデオキシヌクレオチドまたはジ デオキシヌクレオチドが取り込まれたかを示す方法であって、 PPi検出酵素がポリメラーゼ反応工程に包含されること、およびデオキシ またはジデオキシアデノシントリホスフェート(ATP)の代わりに、ポリメ ラーゼの基質としては作用することができるが、前記PPi検出酵素の基質と しては作用することができないdATPまたはddATPアナログを用いるこ とを特徴とする方法。
IPC (2件):
C12Q 1/68 ,  C12N 15/09
FI (2件):
C12Q 1/68 Z ,  C12N 15/00 A

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