特許
J-GLOBAL ID:200903064191915937
無水マレイン酸製造用の触媒-前駆物質及びその製造法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (5件):
矢野 敏雄
, 山崎 利臣
, 久野 琢也
, アインゼル・フェリックス=ラインハルト
, ラインハルト・アインゼル
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-576107
公開番号(公開出願番号):特表2005-527346
出願日: 2003年03月12日
公開日(公表日): 2005年09月15日
要約:
C原子3〜6個を有する1級又は2級の、非環状又は環状の、非分枝又は分枝の飽和アルコール(II)の存在下での五酸化バナジウム(I)と5価又は3価の燐化合物(III)との、撹拌下、80〜160°Cの温度範囲での反応、得られた懸濁液の濾過によって、C原子少なくとも4個を有する炭化水素の不均一系触媒作用気相酸化による無水マレイン酸製造用の、V、P及びOを含有する触媒前駆物質を製造する方法において、a)アルコール(II)の存在下での燐化合物(III)と五酸化バナジウム(I)との合一の手法、b)0.01〜0.6W/懸濁液kgの撹拌出力の作用及び/又はc)60〜160°Cの温度での濾過によって、≦50・1013mPa・s/m2の濾過抵抗に調節することを特徴とする。この方法で得られる触媒前駆物質、この触媒前駆物質からの触媒の製造法、この方法で得られる触媒及びこの触媒を用いる無水マレイン酸の製造法。
請求項(抜粋):
炭素原子3〜6個を有する1級又は2級の、非環状又は環状の、非分枝又は分枝の飽和アルコール(II)の存在下に、五酸化バナジウム(I)と5価-又は3価の燐化合物(III)とを、撹拌下に、80〜160°Cの温度範囲で反応させ、得られた懸濁液を引き続き濾過することによって、炭素原子少なくとも4個を有する炭化水素の不均一系触媒作用気相酸化による無水マレイン酸製造用の、バナジウム、燐及び酸素を含有する触媒-前駆物質を製造する方法において、次の系列からの少なくとも2手段:
(a)(i)アルコール(II)中に懸濁され、50〜160°Cまで加熱された五酸化バナジウム(I)への燐化合物(III)の添加、この際、燐化合物(III)の添加の開始前の五酸化バナジウム(I)とアルコール(II)との間の先行の接触時間は、≧50°Cの温度で≦1時間である;又は
(ii)アルコール(II)の存在下で、≧0°C及び<50°Cの温度での五酸化バナジウム(I)と燐化合物(III)との合一及び引き続く、≧1.5°C/分の加熱速度での50〜160°Cの温度までの加熱;
(b)アルコール(II)の存在下での五酸化バナジウム(I)と燐化合物(III)との反応の際の0.01〜0.6W/懸濁液kgの撹拌出力の作用、この際、この撹拌出力の計算の場合に、反応の前及び20°Cでの混合出発物質の物理-化学的特性が基礎となっている;及び
(c)65°C〜160°Cの温度での濾過;
によって、≦50・1013mPa・s/m2の濾過抵抗αH・ηに調節することを特徴とする、無水マレイン酸製造用の、バナジウム、燐及び酸素を含有する触媒-前駆物質を製造する方法。
IPC (3件):
B01J27/198
, B01J37/04
, C07D307/60
FI (3件):
B01J27/198 Z
, B01J37/04 102
, C07D307/60 B
Fターム (51件):
4C037KB04
, 4C037KB13
, 4G069AA02
, 4G069AA05
, 4G069AA08
, 4G069BB04C
, 4G069BB14A
, 4G069BB14B
, 4G069BB14C
, 4G069BC54A
, 4G069BC54B
, 4G069BC54C
, 4G069CB14
, 4G069EA02Y
, 4G069EB08
, 4G069EB14Y
, 4G069EB18Y
, 4G069FA01
, 4G069FB06
, 4G069FB29
, 4G069FB78
, 4G069FB80
, 4G069FC02
, 4G069FC07
, 4G069FC10
, 4G169AA02
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, 4G169BB14A
, 4G169BB14B
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, 4G169FC02
, 4G169FC07
, 4G169FC10
, 4H039CA42
, 4H039CC30
, 4H039CH40
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