特許

J-GLOBAL ID：200903064196974559

インクジエツト捺染方法

発明者： 小池 祥司 ,  山本 智也 ,  城田 衣 ,  佐藤 真一
出願人/特許権者： キヤノン株式会社
代理人 (1件)： 若林 忠
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-247644
公開番号（公開出願番号）：特開平5-093375
出願日： 1991年09月26日
公開日（公表日）： 1993年04月16日
要約：

【要約】【目的】 被染色布帛をセルロース繊維を主体として構成される布帛に限定した上で、上述のごとき従来の一般的なインクジェット捺染の問題、すなわち鮮明で且つ高濃度の染色物を得るという染色上の問題と、短期あるいは、長期にわたって安定し、信頼性の高い印捺を可能とする吐出性能上の問題を同時に満足する捺染方法を提供すること。【構成】 セルロース繊維を主体とする布帛に対し、5〜30重量%のジクロルトリアジン基を有しない反応染料、アルカリ性物質及び水性液媒体から構成され少なくとも該液媒体中に5〜50重量%のチオジグリコールを含有するpH9以上の捺染インクの小液滴を熱エネルギーによって飛翔させ付与し、熱処理によって布帛上に該インク中の染料を染着させた後、未染着の染料を洗浄する。

請求項（抜粋）：

(a)セルロース繊維を主体とする布帛に対し、熱エネルギーによって捺染インクの小液滴を飛翔させ付与する工程と、(b)熱処理によって布帛上に該インク中の染料を染着させる工程と、(c)未染着の染料を洗浄する工程との3工程を少なくとも有するインクジェット捺染方法において、前記捺染インクが5〜30重量%のジクロルトリアジン基を有しない反応染料、アルカリ性物質及び水性液媒体から構成され少なくとも該液媒体中に5〜50重量%のチオジグリコールを含有するpH9以上のインクを用いることを特徴とするインクジェット捺染方法。

IPC (4件)：

D06P 5/00 111 ,  B41M 5/00 ,  C09D 11/02 PTF ,  C09D 11/02 PTG