特許
J-GLOBAL ID:200903064199605589

内燃機関の動弁装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-015687
公開番号(公開出願番号):特開平11-210505
出願日: 1998年01月28日
公開日(公表日): 1999年08月03日
要約:
【要約】【課題】内燃機関の動弁装置において、小型化を可能とした上で機関弁の作動特性を細密に変更可能とする。【解決手段】 内輪37、外輪38およびキャリア39を構成要素とする動力伝達手段36の各構成要素のうち第1の構成要素38が動弁カム29I に連動、連結され、前記各構成要素のうち第2の構成要素37が機関弁VI に連結され、動力伝達手段36が備える構成要素のうち第3の構成要素34の回動量を規制するアクチュエータ48の作動が、動弁カム29I の高位部56bで定まる開弁期間を複数に分割して得られる各分割クランク角毎に機関の運転状態に応じて予め定められる機関弁VI の目標リフト量と、機関弁VI の開弁リフト量を検出する検出器で得られる機関弁VI の実リフト量との差に基づいて、制御ユニットCによりフィードバック制御される。
請求項(抜粋):
機関の運転状態に応じて機関弁(VI )の作動特性を変更可能な内燃機関の動弁装置において、回転軸線を中心とした円弧状のベース円部(56a)と、該ベース円部(56a)から半径方向外方に突出する高位部(56b)とが外周に設けられる動弁カム(29I )と;回動可能な内輪(37)と、該内輪(37)と同一軸線まわりの回動を可能として内輪(37)を囲繞する外輪(38)と、内輪(37)および外輪(38)間に配置される遊星回転体(40)を前記内輪(37)および外輪(38)の軸線と平行な軸線まわりに回転自在に支持するとともに該遊星回転体(40)の前記内輪(37)まわりの公転に連動して回動するキャリア(39)とを構成要素とし、それらの構成要素(37,38,39)のうち第1の構成要素(38)が前記動弁カム(29I )に連動、連結され、前記各構成要素(37〜39)のうち第2の構成要素(37)が機関弁(VI )に連結される動力伝達手段(36)と;該動力伝達手段(36)が備える構成要素(37〜39)のうち第3の構成要素(39)の回動量を規制するアクチュエータ(48)と;前記機関弁(VI )の開弁リフト量を検出する検出器(57)と;前記動弁カム(29I )の高位部(56b)で定まる開弁期間を複数に分割して得られる各分割クランク角毎に機関の運転状態に応じて予め定められる機関弁(VI )の目標リフト量と前記検出器(57)で得られる機関弁(VI )の実リフト量との差に基づくフィードバック制御を可能として、前記アクチュエータ(48)の作動を制御する制御ユニット(C)と;を含むことを特徴とする内燃機関の動弁装置。
IPC (5件):
F02D 13/02 ,  F01L 1/46 ,  F01L 13/00 301 ,  F02D 41/22 320 ,  F02D 45/00 335
FI (5件):
F02D 13/02 G ,  F01L 1/46 B ,  F01L 13/00 301 A ,  F02D 41/22 320 ,  F02D 45/00 335 Z

前のページに戻る