特許
J-GLOBAL ID:200903064203448035

α,ω-ジニトリルに基づくポリアミドの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-027070
公開番号(公開出願番号):特開平8-041196
出願日: 1995年02月15日
公開日(公表日): 1996年02月13日
要約:
【要約】【目的】既知のジニトリルに基づくポリアミドの合成方法を、従来の方法の不利点が発生しないかまたはわずかな程度でしか発生しないように修飾すること。【構成】紡糸可能なポリアミドをα, ω-アルキルジニトリル及びα, ω-アルキルジアミン及び過剰の水から合成する方法であって、a)ジニトリルの水溶液を触媒量の少なくとも1のリンの酸素含有酸及び/またはカルシウム、亜鉛、カドミウムまたはマンガンの水溶性塩をジアミンの不存在下に混合し、飽和脂肪族または芳香族ジカルボン酸を添加することによりこの溶液のpHを2.0ないし4.0の範囲の初期値に調整し、自己発生的圧力の下、高められた温度でジニトリルをジカルボン酸に加水分解し、b)工程a)からの溶液に、少なくとも等モル量のジアミンを添加し、混合物を重縮合し、ポリアミド(ナイロン)を生成する方法。
請求項(抜粋):
紡糸可能なポリアミド(ナイロン)をα, ω-(C2 -12-アルキル)ジニトリル及びα, ω-(C2 -12-アルキル)ジアミン及び過剰の水から合成する方法であって、a)該ジニトリルの水溶液を、該ジアミンの不存在下に触媒量の少なくとも1のリンの酸素含有酸及び/または少なくとも1のカルシウム、亜鉛、マンガンまたはカドミウムの水溶性塩と混合し、少なくとも1の飽和脂肪族または芳香族ジカルボン酸の十分量を添加することによりこの溶液のpHを2.0ないし4.0の範囲の初期値に調整し、自己発生的圧力の下、少なくとも200°Cの温度で該ジニトリルをほとんど完全にジカルボン酸に加水分解し、b)工程a)からの溶液を少なくとも等モル量のジアミンと混合し、高められた圧力及び上昇する温度の下で、生成するアンモニア及び水を除去し、次いで、徐々に圧力を解放しながら混合物を重縮合し、紡糸可能なナイロンを得ることを含む方法。

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