特許
J-GLOBAL ID:200903064205397195

アナログ乗算器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-251376
公開番号(公開出願番号):特開2001-076083
出願日: 1999年09月06日
公開日(公表日): 2001年03月23日
要約:
【要約】【課題】 低電源電圧でもゲインの温度補償を実現することができるアナログ乗算器を提供する。【解決手段】 アナログ乗算器200は、基準電圧発生回路22、電圧変換回路26及び定電流供給部24を備えている。基準電圧発生回路22は、任意の温度係数を有する基準電圧Vrefを出力することが可能である。電圧変換回路26は、基準電圧発生回路22で発生した温度係数を維持したまま、基準電圧Vrefを任意の基準電圧Vbに変換することができる。電源電圧が低いアナログ乗算器の場合、アナログ乗算器の線形入力範囲に応じて、基準電圧Vbの電圧及び温度係数を設定することで、アナログ乗算器のゲインの温度補償が実現される。
請求項(抜粋):
第一の入力電圧がベースに差動入力され、エミッタに定電流が供給される第一及び第二の入力トランジスタと、前記各入力トランジスタのコレクタに接続される第一及び第二の負荷素子と、を有し、前記第一の入力電圧に対応する差動電圧を出力する差動電圧出力部と、第二の入力電圧がベースに差動入力され、エミッタに定電流が供給される第一及び第二の入力トランジスタを有し、前記第二の入力電圧に対応する差動電流を出力する差動電流出力部と、前記差動電圧出力部及び差動電流出力部へ定電流を供給する定電流供給部と、前記差動電圧出力部から出力される差動電圧がベースに差動入力され、エミッタが共通接続される二つのトランジスタを各々備える第一及び第二の差動対を有し、前記第一及び第二の差動対は各々のトランジスタのコレクタが交差接続され、且つ、前記差動電流出力部から共通接続されたエミッタへ供給される差動電流で各々駆動され、前記交差接続点より前記第一の入力電圧と前記第二の入力電圧の積に比例した電圧を出力する出力部と、を含むアナログ乗算器であって、前記定電流供給部は、設定可能な温度係数を有する基準電圧を出力する基準電圧発生回路と、前記基準電圧に応じた定電流を出力する定電流発生回路と、を備え、該アナログ乗算器の線形入力範囲に応じて前記基準電圧の温度係数が設定されると共に該アナログ乗算器のゲインの温度補償がなされることを特徴とするアナログ乗算器。
IPC (2件):
G06G 7/163 ,  H03D 7/00
FI (2件):
G06G 7/163 M ,  H03D 7/00 Z
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭61-033002

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