特許
J-GLOBAL ID:200903064205563869
Al-Mg-Si系合金の溶接方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小倉 亘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-200380
公開番号(公開出願番号):特開平11-047936
出願日: 1997年07月25日
公開日(公表日): 1999年02月23日
要約:
【要約】【課題】 溶接熱によってマトリックスに固溶したMg,Siが強度改善に寄与しないMg2 Siの再析出を抑制し、良好な強度をもつ溶接材を得る。【解決手段】 Mg:0.3〜1.0%,Si:0.5〜1.5%,Cu:0.1〜1.0%,Fe:0.05〜0.35%を含み、更にMn%+Cr%+Zr%=0.15〜0.80%の条件でMn:0.1〜0.6%,Cr:0.1〜0.4%,Zr:0.1〜0.3%の1種又は2種以上を含み、Mg2 Si量が1.0%以上のAl-Mg-Si系合金時効処理材を、熱影響部が部分的に400°C以上に昇温する条件下で溶接した直後、300°C以下の温度まで30°C/秒以上の冷却速度で冷却する。[Si%-0.58×Mg%]として計算される過剰Si量が0.2%以下の場合、Mg2 Si量を1.1%以上に規制する。【効果】 溶接後の自然時効又は人工時効でMg2 Siが析出し、溶接部の強度が回復する。
請求項(抜粋):
Mg:0.3〜1.1質量%,Si:0.5〜1.5質量%,Cu:0.1〜1.0質量%,Fe:0.05〜0.35質量%を含み、更にMn%+Cr%+Zr%=0.15〜0.80質量%の条件でMn:0.1〜0.6質量%,Cr:0.1〜0.4質量%,Zr:0.1〜0.3質量%の1種又は2種以上を含み、残部が実質的にAlであり、[Si%-0.58×Mg%]として計算される過剰Si量が0.2質量%以上で且つMg2 Si量が1.0質量%以上のAl-Mg-Si系合金時効処理材を、熱影響部が部分的に400°C以上に昇温する条件下で溶接した直後、少なくとも400°C以上に昇温した熱影響領域を300°C以下の温度まで30°C/秒以上の冷却速度で冷却することを特徴とするAl-Mg-Si系合金の溶接方法。
IPC (2件):
FI (2件):
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