特許
J-GLOBAL ID:200903064206954659

エコーキャンセラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-173934
公開番号(公開出願番号):特開平6-021850
出願日: 1992年07月01日
公開日(公表日): 1994年01月28日
要約:
【要約】【目的】隣接チャネルからの近端漏話をキャンセル(消去)する。【構成】このエコーキャンセラは、送信信号aを双方向線路Xに出力するとともに双方向線路Xからの信号を受信側に受信信号bとして取り込むハイブリッド回路2と、隣接チャネルからの隣接チャネル送信信号kから隣接チャネル送信号kの近端漏話eに近似した疑似近端漏話cを発生させ消去残差近端漏話h応じて近端漏話eの消去残差近端漏話hが最小になるように適応制御する適応フィルタ6を備える。また、受信側に取り込まれ近端漏話eが重畳された受信信号bから適応フィルタ6からの疑似近端漏話cにより近端漏話eを消去して受信信号iを出力するとともに近端漏話eの消去残差近端漏話hを適応フィルタ6へ供給する減算器7を備える。
請求項(抜粋):
送信側の第1の送信信号を双方向線路に出力するとともに双方向線路からの信号を受信側に受信信号として取り込むハイブリッド手段と、隣接チャネルからの第2の送信信号から前記第2の送信信号の近端漏話に近似した疑似近端漏話を発生させ前記近端漏話の消去残差に応じて前記近端漏話の消去残差が最小になるように制御する適応フィルタ手段と、前記受信側に取り込まれ前記近端漏話が重畳された前記受信信号から前記適応フィルタ手段からの前記疑似近端漏話により前記近端漏話を消去して前記受信信号を出力するとともに前記近端漏話の消去残差を前記適応フィルタ手段へ供給する減算手段と、を備えることを特徴とするエコーキャンセラ。

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