特許
J-GLOBAL ID:200903064214156249

強度および耐ろう侵食性に優れた熱交換器用ブレージングシートの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 富田 和夫 ,  鴨井 久太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-406799
公開番号(公開出願番号):特開2005-161383
出願日: 2003年12月05日
公開日(公表日): 2005年06月23日
要約:
【課題】強度および耐ろう侵食性に優れたブレージングシートを提供する。【解決手段】Mn:0.1〜2.5%、Zr:0.05〜0.3%を含有し、さらにSi:0.1〜1.2%、Mg:0.1〜2.0%、Ni:0.05〜1.2%の内の1種または2種を含有し、残りがAlおよび不可避不純物からなる組成の芯材の片面にAl-Zn系またはAl-Zn-Mg系犠牲材を重ね合わせ、前記芯材の他方の面にFe:0.3〜2.0%を含有し、残りがAlおよび不可避不純物からなる組成の中間材およびAl-Si系ろう材をアルミニウム合金中間材が、犠牲材-芯材-中間材-ろう材の順に重ねた合せ材を作製し、この合せ材を430〜530°Cの温度で均熱処理を行った後、これを熱間圧延し、その後少なくとも1回の中間焼鈍を行い、最後の中間焼鈍から最終板厚までの圧下率を5越え〜15%未満の低圧延率で冷間圧延する。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
質量%で(以下、%は質量%を示す)、Mn:0.1〜2.5%、Zr:0.05〜0.3%を含有し、さらに、Si:0.1〜1.2%、Mg:0.1〜2.0%、Ni:0.05〜1.2%の内の1種または2種を含有し、残りがAlおよび不可避不純物からなる組成のアルミニウム合金芯材の片面にAl-Zn系またはAl-Zn-Mg系犠牲材を重ね合わせ、前記アルミニウム合金芯材の他方の面にFe:0.3〜2.0%を含有し、残りがAlおよび不可避不純物からなる組成のアルミニウム合金中間材およびAl-Si系ろう材をアルミニウム合金中間材がアルミニウム合金芯材とろう材に挟まれるように犠牲材-アルミニウム合金芯材-アルミニウム合金中間材-ろう材の順に重ねた合せ材を作製し、この合せ材を430〜530°Cの温度で均熱処理を行った後、これを熱間圧延し、その後少なくとも1回の中間焼鈍を行い、最後の中間焼鈍から最終板厚までの圧下率を5越え〜15%未満の低圧延率で冷間圧延することを特徴とする強度および耐ろう侵食性に優れた熱交換器用ブレージングシートの製造方法。
IPC (5件):
B23K35/40 ,  B21B1/22 ,  B21B3/00 ,  C22C21/00 ,  F28F21/08
FI (5件):
B23K35/40 340J ,  B21B1/22 B ,  B21B3/00 J ,  C22C21/00 J ,  F28F21/08 D
Fターム (5件):
4E002AA08 ,  4E002AD05 ,  4E002AD12 ,  4E002BC05 ,  4E002CB01
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (3件)

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