特許
J-GLOBAL ID:200903064223346395

二重化システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 明夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-121455
公開番号(公開出願番号):特開平9-305424
出願日: 1996年05月16日
公開日(公表日): 1997年11月28日
要約:
【要約】【課題】システム共有のグローバルメモリ(GM)を使用せず、主メモリで共有データを管理する、簡素で高速な二重化システムを提供する。【解決手段】常用系プロセッサ010のMPU020が主メモリ030にライトアクセスすると、CME040のメモリアクセス情報取得回路046が主メモリバス021からこのアクセス情報を直接スヌープし、転送回路比較回路042に転送する。比較回路042はアクセス情報のアドレスを共有エリア範囲(上限レジスタ044、下限レジスタ055)と比べ、共有エリア033へのライトであれば共有データと判断し、送受信回路043から一致化バス060を経由して待機系プロセッサ110の送受信回路143に送信する。待機系のCME140は一致化バス060による受信情報のアドレスから共有データと判断すると、メモリアクセス回路146から主メモリ130にライトアクセスする。
請求項(抜粋):
主メモリバスで接続されたMPU及び主記憶装置と、相手系と共有情報を送受する送受信回路を持つ共有データ一致化装置(以下、CMEと略称)を備えるプロセッサの二重化システムにおいて、主記憶装置は、前記共有データを記憶する共有エリアを有し、前記CMEは、MPUから主記憶装置へ書き込むアドレスとデータを含むアクセス情報を主メモリバスからスヌープするメモリアクセス情報取得手段、相手系からの受信情報が前記共有データの場合に前記共有エリアに書き込むメモリアクセス手段、前記共有エリアの範囲を指定する共有エリア設定手段、前記アクセス情報または前記受信情報中のアドレスが前記共有エリアの範囲内にあるとき、該情報を共有データと判断する共有データ監視手段を有することを特徴とする二重化システム。
IPC (2件):
G06F 11/20 310 ,  G06F 9/46 360
FI (2件):
G06F 11/20 310 A ,  G06F 9/46 360 G
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭58-137065
  • 多重系計算機装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-318692   出願人:三菱電機株式会社

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