特許
J-GLOBAL ID:200903064234599376

オレフィン重合用触媒及び該触媒を用いるエチレン共重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保山 隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-337146
公開番号(公開出願番号):特開平6-184229
出願日: 1992年12月17日
公開日(公表日): 1994年07月05日
要約:
【要約】【目的】新規の触媒系を提供するとともに、該触媒系を用いることにより固体触媒当り及び遷移金属当りの触媒活性が高く、また分子量分布が広く組成分布が狭い、かつ粉体性状の良好なエチレン-α-オレフィン共重合体の製造法を提供する。【構成】シクロペンタジエニル基を有するジルコニウム化合物(A1)、チタン化合物(A2)、Si-O結合を有する有機ケイ素化合物(A3)の反応混合物と、有機マグネシウム化合物(A4)との反応生成物を、有機ハロゲン化アルミニウム化合物(A5)と接触させて得られる固体触媒成分(A)、及び有機アルミニウム化合物(B)とからなるオレフィン重合用触媒。
請求項(抜粋):
(A)(1) 一般式R<SP>1 </SP><SB>m </SB>(C<SB>5 </SB>R<SP>2 </SP><SB>n </SB>)<SB>2</SB>ZrR<SP>3 </SP>R<SP>4</SP>(式中、(C<SB>5 </SB>R<SP>2 </SP><SB>n </SB>)はシクロペンタジエニル基もしくは置換シクロペンタジエニル基であり、R<SP>2 </SP>は水素原子もしくは炭素数1〜20の炭化水素基であって、R<SP>2 </SP>は相互に同一であっても相違してもよく、シクロペンタジエニル基もしくは置換シクロペンタジエニル基を形成している2つの隣接炭素原子がそれぞれに結合せるR<SP>2 </SP>とともに炭素数4〜6の環を形成してもよく、R<SP>1 </SP>は2つの(C<SB>5</SB>R<SP>2 </SP><SB>n </SB>)を結合する基であって、炭素数1〜4のアルキレン基であり、R<SP>3 </SP>およびR<SP>4 </SP>はそれぞれ炭素数1〜20の炭化水素基、ハロゲン原子もしくは水素原子であり、mは0または1であり、nはmが0の時には5であり、mが1のときには4である。)で示されるジルコニウム化合物と(2)一般式Ti(OR<SP>5 </SP>)<SB>l </SB>X<SB>4-l </SB>(式中、R<SP>5 </SP>は炭素原子1〜20個を含有する炭化水素基を示し、Xはハロゲン原子を示し、lは0<l≦4の数字を示す。)で表わされるチタン化合物と、(3)Si-O結合を有する有機ケイ素化合物の反応混合物(I)を、(4)有機マグネシウム化合物又は有機マグネシウム化合物と有機金属化合物との反応生成物である炭化水素可溶性錯体とを反応することによって得られる反応生成物(II)を、(5)一般式R<SP>15</SP><SB>c </SB>AlX<SB>3-c </SB>(式中、R<SP>15</SP>は炭素原子1〜20個を含有する炭化水素基を示し、Xはハロゲン原子を示し、cは0<c<3の数字を示す。)で表わされる有機ハロゲン化アルミニウム化合物と接触させて得られる固体触媒成分及び(B)有機アルミニウム化合物とからなることを特徴とするオレフィン重合用触媒。
IPC (2件):
C08F 10/00 ,  C08F 4/658 MFG
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-203912
  • 特開平3-203913

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