特許
J-GLOBAL ID:200903064241998782
可変焦点レンズ
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-194721
公開番号(公開出願番号):特開平7-049404
出願日: 1993年08月05日
公開日(公表日): 1995年02月21日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】この発明は、例えば電気的な信号によって焦点距離が可変制御できるようにした、バーコードリータ等に使用できる可変焦点レンズを提供することを目的とする。【構成】平行平板状のガラス基板11の表面にスペーサ13を介して透明弾性膜12を対向設定し、ガラス基板11と透明弾性膜12との間に圧力室14を形成する。この圧力室14に連通通路19を介してポンプ15が設けられ、弾性膜16を電気的に歪ませることによって圧力室18内の作動液20を圧力室14に出し入れし、透明弾性膜12を歪ませて焦点距離が可変されるレンズが構成されるようにする。透明弾性膜12は、中央部で曲面が形成され、その周囲で3次曲面が形成される厚膜分布を有するもので、圧力室14に作動液が送り込まれたときに、中央部は球面状に歪むようになって、収差のないレンズ体が形成されるようにしている。
請求項(抜粋):
所定の間隔が設定されて平行に配置され、その周辺部を封じてその相互間に圧力室が形成されるようにした少なくとも一方が弾性体によって構成される第1および第2の透明膜と、この第1および第2の透明膜の相互間の前記圧力室内に封入された前記第1および第2の透明膜と同等の屈折率を有する作動液と、前記弾性体によって構成される透明膜に作用する圧力が可変制御されるように、前記第1および第2の透明膜相互間の圧力室内導入される前記作動液を制御するポンプ手段とを具備し、前記弾性体によって構成された透明膜に、その中心部分とその周囲部分で曲率の相違する膜厚分布が設定され、前記作動液の充填によって前記弾性体によって構成された透明膜の変形により生ずる収差が補正されるようにしたことを特徴とする可変焦点レンズ。
引用特許:
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