特許
J-GLOBAL ID:200903064251185062

内燃機関のための燃料噴射弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-336954
公開番号(公開出願番号):特開平9-189278
出願日: 1996年12月17日
公開日(公表日): 1997年07月22日
要約:
【要約】【解決手段】 弁体3の孔内で軸方向の摺動可能な弁部材5を備え、該弁部材は、内燃機関の燃焼室に向けられた端部で円錐形の弁シール面7を有し、該弁シール面で、弁体3の孔1の、燃焼室側の閉鎖した端部に設けられた円錐形の弁座面9と協働するようになっている、内燃機関のための燃料噴射弁において、弁部材5の弁シール面7と弁座面9との間で、下流側で座部縁部25に続く環状ギャップが、噴射開口10の流入開口と座部縁部25との間の半径方向の環状の切欠27によって拡大されている。【効果】 弁部材のそれぞれの回転位置において、公差範囲でのシール面の表面非均一性が生じた場合でも、弁座面と弁部材との間の座部縁部において所定の接触ライン(シールライン)が得られるという利点を有している。
請求項(抜粋):
内燃機関のための燃料噴射弁であって、弁体(3)の孔(1)内で軸方向の摺動可能な弁部材(5)を備えており、該弁部材(5)は、内燃機関の燃焼室に向けられた端部で円錐形の弁シール面(7)を有していて、該弁シール面(7)で、弁体(3)の孔(1)の、燃焼室側の閉鎖した端部に設けられた円錐形の弁座面(9)と協働するようになっており、弁シール面(7)の円錐形角度と弁座面(9)の円錐形角度との間に当接角度差が存在し、この当接角度差によって、弁部材(5)と弁体(3)との間に環状の座部縁部(25)が形成されていて、また下流側で座部縁部(25)に続く弁座面(9)の領域内で少なくとも1つの噴射開口(10)が設けられている形式のものにおいて、弁部材(5)の弁シール面(7)と弁座面(9)との間で、下流側で座部縁部(25)に続く環状ギャップが、噴射開口(10)の流入開口と座部縁部(25)との間の半径方向の環状の切欠(27)によって拡大されていることを特徴とする、内燃機関のための燃料噴射弁。
IPC (2件):
F02M 61/18 350 ,  F02M 61/10
FI (2件):
F02M 61/18 350 C ,  F02M 61/10 G
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-086372
  • 特開平4-318278
  • 特開平2-196159

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