特許
J-GLOBAL ID:200903064257571282
キャピラリーゲル電気泳動を用いたDNA断片の長さ決定法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-212334
公開番号(公開出願番号):特開平8-075703
出願日: 1994年09月06日
公開日(公表日): 1996年03月22日
要約:
【要約】【目的】 キャピラリーゲル電気泳動を用いて、未知試料のDNA断片の長さを決定すること。【構成】 キャピラリーゲル電気泳動法を用いて、DNA断片の標準試料の移動度を測定し、その測定結果を高印加電圧の影響を考慮したDNA断片の移動度の理論式にフィッテイングして検量線を作成する。次に、未知試料を測定し、作成した検量線から未知試料のDNAの長さを決定する。【効果】 キャピラリーゲル電気泳動で得られたDNA断片の標準試料の検量線作成に高印加電圧の影響を考慮したDNA断片の移動度の理論式を用いることにより、DNA断片の正確な検量線が得られ、未知試料のDNAの長さ決定を容易に行なうことができる。
請求項(抜粋):
DNA断片を分析するキャピラリーゲル電気泳動法において、以下に示す移動度(μ)の理論式を用いて作成した検量線を使用して、未知試料のDNA断片の長さ(N)を決定することを特徴とするDNA断片の長さ決定法。μ=μ0(T)[A/N{1/E’2-1/sinh2(E’)}+{coth(E’)-1/E’}2]ここで、μ0(T):温度T°Cでの溶液中のDNA断片の移動度A :ゲル組成に依存する定数N :DNA断片長E’ :比電界強度、E’=qEa/2kBTq :ゲルポアサイズに依存する定数E :印加電圧強度a :ゲルポアサイズkB :ボルツマン定数T :温度
IPC (2件):
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