特許
J-GLOBAL ID:200903064260212374

パケット通信方法およびパケット通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-001244
公開番号(公開出願番号):特開平11-205216
出願日: 1998年01月07日
公開日(公表日): 1999年07月30日
要約:
【要約】【課題】 従来、可変長パケットを使用した通信方法では、エラー発生状況に応じてパケットサイズを変更するが、受信状況に基づいてパケットサイズを変更しているため、刻一刻変化するエラーへの対応が遅れ、スループットの向上に限界があった。【解決手段】 無線通信網で発生するランダムエラー率は受信する電波の電界強度に応じて変化することを利用し、受信した電界強度から平均ランダムエラー率を予想し、エラー率からエラー発生間隔を想定する。このエラー発生間隔に対し最もスループットが高くなるパケットサイズをリアルタイムに選択していくことにより、スループットを向上させることができる。
請求項(抜粋):
スイッチは優先順位第1位で送信する為の再送要求、第2位で再送データ、第3位で送信データの順で排他的に入力データを切り換えて出力し、送信データ量測定手段は入力される選択された送信データの量を測定して送信データ量を出力し、誤り検出符号演算部は入力される選択された送信データの誤り検出符号を演算して誤り検出符号を出力し、パケットサイズ決定手段は入力される送信データ量、受信した再送要求及び電界強度からパケットサイズを決定してパケットサイズを出力し、多重化手段は入力されるパケットサイズに基づいて選択された送信データ及び誤り検出符号を多重化及びパケット化し、ベースバンド処理手段は送信多重化データを変換してベースバンドデータを出力、及びベースバンドデータを変換して受信多重化データを出力し、RFモジュールはベースバンドデータと電波の相互変換をおこなうとともに受信電力情報を出力し、電界強度測定手段はRFモジュールから出力される受信電力情報から、電界強度を測定しこれを出力し、分離化手段は受信多重化データから誤り検出符号と受信データを分離し、誤り検出符号演算部は受信データが再送要求であったならば受信した再送要求を出力し、受信データの誤り検出符号を演算して入力された誤り検出符号と一致(誤り無し)しなければ送信する為の再送要求を出力し、スイッチは受信した再送要求を入力された場合はオフとなり、受信した再送要求を入力されない場合はオンとなり入力された受信データをそのまま出力するパケット通信方法。
IPC (4件):
H04B 7/26 ,  H04Q 7/38 ,  H04L 1/00 ,  H04L 1/16
FI (4件):
H04B 7/26 C ,  H04L 1/00 E ,  H04L 1/16 ,  H04B 7/26 109 M

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