特許
J-GLOBAL ID:200903064260890240

高周波スイッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐野 静夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-159025
公開番号(公開出願番号):特開2000-349610
出願日: 1999年06月07日
公開日(公表日): 2000年12月15日
要約:
【要約】【課題】本発明は、信号を導出する際にダイオードによる損失を低い値に抑え、又、高周波数域のゲインの低下を防ぐことができる高周波スイッチを提供することを目的とする。【解決手段】ダイオードD1のカソードを、コンデンサC1,C2の接続ノードaに接続するとともに、ダイオードD1のアノードをコンデンサC3を介して接地する。又、npn型トランジスタQ1がOFFのとき、抵抗R1,R2によって電源電圧VDD[V]が分圧されたV1[V]が接続ノードaに印加されるとともに、抵抗R3,R4によって電源電圧VDD[V]が分圧されたV2[V]が接続ノードbに印加され、ダイオードD1に逆バイアスが印加される。このとき、入力端子INから入力された高周波信号が出力端子OUTに導出される。又、トランジスタQ1がONのとき、接続ノードaの電位がグランド電位となるので、ダイオードD1に順バイアスがかかり接続ノードaが高周波的に接地された状態となる。よって、入力端子INに入力された高周波信号が減衰され、出力端子OUTにほとんど導出されない。
請求項(抜粋):
高周波信号が入力される入力端子と、高周波信号が出力される出力端子と、前記入力端子から前記出力端子へ前記高周波信号を伝送する信号伝送路とを有する高周波スイッチにおいて、カソードが前記信号伝送路に接続されるとともに、該カソードに第1の電圧が印加され、アノードに第1の電圧より低い第2の電圧が印加されたダイオードと、前記ダイオードのカソードと前記信号伝送路との接続ノードに一端が接続されるとともに、他端に第2の電圧より低い第3の電圧が印加されたスイッチ手段とを有し、更に、前記ダイオードのアノードが高周波的に接地され、前記スイッチ手段をOFFすることにより、前記ダイオードのカソードに第1の電圧をかけることによって前記ダイオードに逆バイアスをかけて、前記入力端子に入力される高周波を前記出力端子より導出し、前記スイッチ手段がONすることにより、前記ダイオードのカソードに第3の電圧をかけることによって前記ダイオードに順バイアスをかけて、前記信号伝送路を高周波的に接地して、前記入力端子に入力される高周波が前記出力端子に導出されないようにしたことを特徴とする高周波スイッチ。
IPC (2件):
H03K 17/74 ,  H03K 17/76
FI (2件):
H03K 17/74 G ,  H03K 17/76 A
Fターム (7件):
5J050AA01 ,  5J050BB01 ,  5J050BB24 ,  5J050CC00 ,  5J050DD01 ,  5J050EE03 ,  5J050EE05

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