特許
J-GLOBAL ID:200903064261583376

缶蓋用アルミニウム合金硬質板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 豊田 武久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-019512
公開番号(公開出願番号):特開2001-214248
出願日: 2000年01月28日
公開日(公表日): 2001年08月07日
要約:
【要約】【課題】 ステイオンタブ方式の負圧缶用の缶蓋材として、耳率が低くかつ強度の異方性が少なく、しかもリベット成形性、引裂き性(開缶性)に優れたものを提供する。【解決手段】 Mg0.8〜3.0%、Mn0.01〜1.2%、Fe0.10〜0.50%、Si0.05〜0.40%、(Fe+Mn)/Si≦20のAl合金の鋳塊を熱間圧延するにあたり、仕上げ圧延の条件を、パス数3〜5、仕上げ圧延開始時の板厚と終了時の板厚との比5〜25、最終パス圧下率20〜70%、最終パス圧延速度200m/分以上として、再結晶率が85%以上でかつ板厚表層部のキューブ方位密度がランダム方位の5倍以上の熱延板を得、さらに40〜95%の圧延率で最終冷間圧延を行なう。また上記各成分のほか、微量のCuまたは/およびCrを含有し、Tiを0.03%以下に規制したものを用いる。さらに、前記プロセスの後、100〜240°C×10時間以上の最終焼鈍を行なう。
請求項(抜粋):
Mg0.8〜3.0%(mass%、以下同じ)、Mn0.01〜1.2%、Fe0.10〜0.50%、Si0.05〜0.40%を含有し、かつ{Fe量(%)+Mn量(%)}/Si量(%)の値が20以下であり、残部がAlおよび不可避的不純物よりなる合金を素材とし、その鋳塊に対して粗圧延および仕上げ圧延からなる熱間圧延を行なうにあたり、粗圧延終了後の仕上げ圧延のパス数を3パス以上、5パス以下の範囲内として、仕上げ圧延開始直前の板厚t1と仕上げ圧延終了後の板厚t2との比t1/t2を5〜25の範囲内とし、さらに仕上げ圧延における最終パスの圧下率を20〜70%の範囲内、最終パスの圧延速度を200m/分以上として熱間圧延を終了させて、再結晶率が85%以上でかつ板厚表層部における結晶粒のキューブ方位の方位密度がランダム方位の5倍以上である熱間圧延上り板を得、その後、40〜95%の圧延率で最終冷間圧延を行なうことを特徴とする、缶蓋用アルミニウム合金硬質板の製造方法。
IPC (11件):
C22F 1/047 ,  C22C 21/06 ,  C22F 1/00 601 ,  C22F 1/00 604 ,  C22F 1/00 630 ,  C22F 1/00 673 ,  C22F 1/00 683 ,  C22F 1/00 685 ,  C22F 1/00 686 ,  C22F 1/00 694 ,  C22F 1/00
FI (12件):
C22F 1/047 ,  C22C 21/06 ,  C22F 1/00 601 ,  C22F 1/00 604 ,  C22F 1/00 630 C ,  C22F 1/00 673 ,  C22F 1/00 683 ,  C22F 1/00 685 Z ,  C22F 1/00 686 A ,  C22F 1/00 694 A ,  C22F 1/00 694 B ,  C22F 1/00 694 Z

前のページに戻る