特許
J-GLOBAL ID:200903064263984742

内視鏡用鉗子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-217580
公開番号(公開出願番号):特開平5-049646
出願日: 1991年08月28日
公開日(公表日): 1993年03月02日
要約:
【要約】【目的】把持操作が容易で、把持力または挟持力が強い内視鏡用鉗子を提供すること。【構成】内視鏡用鉗子1は、内視鏡挿入部62内を挿通されたチャンネルの挿入口67から挿入した場合、挿入口67との摩擦力により保持・固定される操作部本体7を備えている。この固定状態で、操作部63に挿通された内視鏡用鉗子1の外套管2を進退させ、その進退に応じて、操作ワイヤ3の先端に設けた弾性把持部材4が、外套管2先端開口から突出して、弾性把持部材4自身の開拡習性により開放動作を行い、また外套管2の先端開口より引き込まれて収納される構成である。また、内視鏡用鉗子1の操作部7は、外套管2より短く形成している。【効果】従って、内視鏡61に内視鏡用鉗子1を挿入した場合、処置具挿通チャンネル66内で、挿入口67からわずかの長さ以外は、外套管2が占有するので、外套管2及び操作ワイヤ3を太径にできる。
請求項(抜粋):
外套管内に挿通された操作ワイヤの先端部に位置し、該外套管と操作ワイヤとの軸方向の相対的移動操作により、該外套管先端開口から突出し、自己の開拡習性により開放動作を行い、また該外套管先端開口より自己の習性に抗して該外套管内に引き込まれて収納される弾性把持部材を有する内視鏡用鉗子において、前記外套管より短く形成し、前記操作ワイヤの手元端を固定し該外套管を進退自在に挿通していると共に、内視鏡の挿入部内を挿通された処置具挿通チャンネルの挿入口から、当該内視鏡用鉗子を挿入した場合、前記挿入口との摩擦力により保持・固定される操作部を備えていることを特徴とする内視鏡用鉗子。

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