特許
J-GLOBAL ID:200903064268310880

車両用ペダル変位制御構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-304303
公開番号(公開出願番号):特開平11-139346
出願日: 1997年11月06日
公開日(公表日): 1999年05月25日
要約:
【要約】【課題】 所定値以上の外力が車両前部に作用した際に車両用ペダルの踏面の変位を制御する。【解決手段】 ペダルブラケット26は、車体側に固定される第1のペダルブラケット28と、ブレーキペダル10の揺動中心軸となる取付ボルト88を軸支する第2のペダルブラケット30とに分割されている。この第2のペダルブラケット30の後端部30Aの後方にはガイド面66Aを備えたスライドプレート66が配置されており、ダッシュパネル16とスライドプレート66との間に相対変位が生じると、当該後端部30Aがガイド面66Aに沿ってスライドして略車両下方側へ回転変位される。従って、ブレーキペダル10のペダルパッド70も略車両前方側へ変位される。
請求項(抜粋):
所定値以上の外力が車両前部に作用した際に略車両後方側へ変位する第1の車体側構成部材に固定された第1のペダルブラケットと、下端部に乗員の踏力が付与される踏面を備えた吊り下げ式の車両用ペダルを揺動可能に支持すると共に、当該車両用ペダルの揺動中心よりも略車両前方側にて第1のペダルブラケットに揺動可能に支持された第2のペダルブラケットと、第1の車体側構成部材よりも略車両後方側に配置されると共に略車両前後方向に対する剛性が第1の車体側構成部材よりも相対的に高い第2の車体側構成部材に設けられ、第1の車体側構成部材及び第2の車体側構成部材間に相対変位が生じることにより第2のペダルブラケットの後端側を略車両下方側へ変位させる変位制御手段と、を有することを特徴とする車両用ペダル変位制御構造。

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