特許
J-GLOBAL ID:200903064275186973

抵抗膜接触型タッチパネル制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-089287
公開番号(公開出願番号):特開平7-295727
出願日: 1994年04月27日
公開日(公表日): 1995年11月10日
要約:
【要約】【目的】抵抗膜の抵抗値が経年変化や温度特性により変動したとしても常に正確な位置特定を行うことができる抵抗膜接触型タッチパネル制御装置を提供する。【構成】二枚の抵抗膜を絶縁物で重ね合わせたタッチパネル1の各抵抗膜に相直交する座標軸方向にそれぞれ電極を配し、押圧されない場合は各電極の電位を各座標軸対応に検出し、押圧されたときには電圧が印加されている座標軸上の押圧点の座標位置に対応する電位を、直交する座標軸上の電極で検出する手段をタッチパネル制御装置2に設ける。押圧されない状態で検出した電位を検出のその時の有効領域とし、その領域を最大分解能で等分する。押圧されたときの電位と等分された領域の電位を順次比較してタッチパネル上の位置を各座標軸ごとに算出する。
請求項(抜粋):
線形特性の抵抗値を有する二枚の抵抗膜をスペーサを介して重ね合わせ、片方の抵抗膜にはX座標軸方向の両端に, 他の抵抗膜にはY座標軸方向の両端にそれぞれ電極を設け、抵抗膜面が押圧されない状態では前記二枚の抵抗膜は接触せず, 押圧されたときに前記二枚の抵抗膜が押圧点で接触する抵抗膜接触型タッチパネルの押圧点の座標位置を特定する抵抗膜接触型タッチパネル制御装置において、前記各電極に接続され, 当該電極の電位を検出する電極電位検出手段と前記各電極間に印加する電圧を供給する電圧印加電源と、前記各電極間の電圧印加を前記各座標軸ごとに二者択一で切り替える切換手段と、前記電極電位検出手段が検出したアナログ値の電位をディジタル値に変換するアナログ/ディジタル変換手段と、前記アナログ/ディジタル変換手段より入力するディジタル変換された各電極の電位情報にもとづいて演算を行い前記抵抗膜接触型タッチパネルの押圧点の座標位置を特定する記憶演算手段とを有し、前記記憶演算手段は、抵抗膜面が押圧されない状態では前記各座標軸ごとに最大電圧と最小電圧を定期的に測定してその値を更新記憶し、抵抗膜面が押圧された状態において、電圧が印加されている座標軸方向の前記記憶している最大電圧と最小電圧の差から電位傾斜を求め, 当該電位傾斜を前記アナログ/ディジタル変換手段が有する量子化ステップ数で等分し, 当該等分された電位にもとづく電位情報と押圧点に対応する当該座標軸方向の検出電位値とを順次比較することにより当該座標軸方向の座標位置を特定し、つづいて前記切換手段で電圧印加座標軸を変えてもう片方の座標軸方向の座標位置を同様手段により特定することを特徴とする抵抗膜接触型タッチパネル制御装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-337819

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